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TRON創設者ジャスティン・サンが語るWeb3の未来|WebXスポンサーインタビュー

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2025年8月28日~29日に東京で開催される「WebX 2025」のスポンサーシップが続々と発表される中、ブロックチェーンプラットフォーム「TRON」の参画が注目を集めている。

分散型インターネットの実現を掲げ、世界中で2億人以上のユーザーを抱えるTRONは、日本市場でのプレゼンス拡大を加速させている。

今回、WebXのタイトルスポンサーとしてブース出展するTRONのジャスティン・サン(Justin Sun)CEOを独占取材。WebX 2025への期待と、日本のWeb3政策への見解について話を伺った。

インタビュイー紹介

TRON 創設者 Justin Sun氏

Justin Sun氏は、ブロックチェーンプラットフォーム「TRON」の創設者であり、現在は社長を務める。分散型インターネットの実現と、世界80億人すべての人々に金融の自由をもたらすことをミッションに掲げ、ブロックチェーン技術の普及に尽力している。

TRONがWeb3事業に進出した理由

「Web3事業」に進出した理由は?

私たちがWeb3領域に参入したのは、ユーザーが自身のデータと経済的なやり取りをコントロールできる分散型インターネットを構築するためです。私のビジョンは、ブロックチェーンを通じてイノベーションと金融包摂を推進し、世界中のコミュニティに力を与えることなんです。

Web3は、従来のシステムと分散型技術を橋渡しする、スケーラブルでユーザー中心のソリューションを創造するというTRONのミッションと完全に一致しています。中央集権的な仕組みに依存することなく、誰もが平等にアクセスできる金融システムの構築を目指しているんです。

Web3事業の今後の展望

Web3関連事業の今後の展望は?

TRONは、分散型でスケーラブルなシステムを通じて、デジタル経済に革命をもたらすWeb3の可能性について非常に楽観的です。私たちの目標は、効率的で低コストな金融サービスを通じて包摂的な金融を推進することで、世界の80億人すべての人々に金融の自由を実現することです。

そのために、TRONはブロックチェーンインフラストラクチャの強化に取り組み、大規模な採用を促進し、世界中のユーザーに力を与えることにコミットしています。技術的な革新だけでなく、実際の使いやすさとアクセシビリティを重視した開発を続けていきます。

WebX 2025のスポンサーシップについて

なぜWebXのスポンサーを決めたのか?

WebX 2025のスポンサーシップは、グローバルなWeb3エコシステムの発展に対するTRONのコミットメントを反映したものです。特に、日本を重要なハブとして位置づけています。WebXは、イノベーター、政策立案者、そしてビジネスをつなぐ最高のプラットフォームであり、コラボレーションを促進し、TRONの最先端ソリューションを紹介する絶好の機会なんです。

WebXをサポートすることで、Web3の未来を形作る上での日本の役割を拡大し、私たちの専門知識を共有し、地域コミュニティと関わることを目指しています。このスポンサーシップは、ブロックチェーンの採用を推進し、次世代の分散型アプリケーションに力を与えるというTRONのミッションと完全に一致しています。

WebX出展ブースのコンセプト

WebX出展ブースのコンセプトや見所は?

TRONのWebX 2025ブースは、私たちの特徴的なミニマリストで効率的なデザイン哲学を体現しています。これは、ユーザー中心のブロックチェーンソリューションに対する私たちのコミットメントを反映したものです。シンプルさの中に、TRONの技術的な強みと将来のビジョンを凝縮して表現する予定です。

来場者の皆様には、TRONのエコシステムを実際に体験していただける、インタラクティブなデモンストレーションもご用意しています。技術に詳しくない方でも楽しめる内容になっていますので、ぜひお立ち寄りください。

日本のWeb3政策への期待

日本政府のWeb3政策に期待することは?

私は日本のWeb3政策について非常に楽観的です。日本には進歩的なブロックチェーン規制の歴史がありますからね。政府がデジタル資産、DeFi(分散型金融)、DAO(分散型自律組織)のフレームワークをさらに明確化し、消費者保護を確保しながらイノベーションを促進することを期待しています。

暗号資産規制に関するG7の議論における日本のリーダーシップは、グローバルスタンダードを設定し、機関投資家の採用を促進する可能性があります。TRONは、イノベーションと安定性のバランスを取る政策をサポートするために規制当局と協力し、日本がグローバルなWeb3リーダーになることを支援することを楽しみにしています。

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WebX 2025について

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