マイケル・ジョーダン氏のソラナ基盤アプリ「エア」、NFTをリリース
「6 Rings」NFT
暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)基盤のアスリートソーシャルプラットフォーム「HEIR(エア)」は4日、初のNFTコレクションをリリースした。
HEIRは米バスケットボール殿堂表彰者であるマイケル・ジョーダン氏と、息子のジェフリー・ジョーダン氏が昨年12月に創設したスタートアップ「HEIR Inc.」が開発するファンとプロアスリートがつながるための分散型アプリ。HEIRの発音は「エア」で、継承者の意味と「エア・ジョーダン」のAIR(エア)からの語呂合わせだ。
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今回リリースされたNFTは「6 Rings」という最初のコレクション。名前の「6 Rings」は、マイケル・ジョーダン氏が90年代にシカゴ・ブルズの選手として獲得したNBAチャンピオンリングの数である「6」を指しており、また、「リング」のデザインがマーベルの映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の「リング」からインスピレーションを受けたようだ。また、NFTのグラフィックはシカゴ・ブルズのロゴである「雄牛」をイメージしている。以下がそのNFTの一例で、今後「トロフィーケース」のNFTを6 Ringsの保有者に配布する予定だ。
このNFTは4日にホワイトリスト販売およびパブリックセールにおいて、2.3SOLという価格で販売。2.3SOLの設定に関してはマイケル・ジョーダン氏の背番号「23」の意味が込められたと見られる。
一方、販売についてはHEIRは本来、10,010枚のNFTを売る予定だったが、短時間に完売できなかったこともあったか、5,005の発行数に減らしたことを発表した。
6 RingsのNFTは保有者をディスコード上で「創設ファン」とし、保有者が今後HEIRのコミュニティ「Huddles」でアスリートと繋がり、エクスクルーシブなコンテンツや限定グッズにアクセスすることができる。
HEIRはまだ正式にプラットフォームに参加したアスリートの名簿を明かしていないが、ホームページではすでに3名のプロ・バスケット選手が予定されていることを示唆している。
また、同社はロードマップの一部も公開。保有者へのエクスクルーシブなアクセス提供や新たなNFTリリース、アスリートのNFTメンバーシップローンチ、HEIRのiOSアプリのローンチなどを控えている模様だ。
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