OnlyFans、ウクライナ支援で1.5億円相当のイーサリアムを寄付
500ETHを寄付
大手ソーシャルメディアOnlyFansは先日、ロシアとウクライナの戦争を受けて、ウクライナに支援金として仮想通貨を寄付。500ETH(約1.5億円)分のイーサリアムを支援した。
OnlyFansが寄付した先は、ロシアとの戦争に際して、ウクライナの支援を目的とした資金調達をする分散型自立組織であるUkraineDAOだ。
UkraineDAOは、多くのウクライナ人クリエイターをコミュニティに抱えている。同団体は、ロシア軍によるウクライナ侵攻を受けて、ロシアのフェミニスト・ロックグループ「Pussy Riot」やNFT(非代替性トークン)のキュレーションなどを行うTrippy Labs、DeFiやNFT関係者の組織PleasrDAOが設立した組織だ。2月末には集めた寄付金が3億円を突破した。
OnlyFansの今回の寄付は、同社オーナーのウクライナ系アメリカ人Leonid Radvinsky氏が主導するウクライナ支援慈善活動の一環となる模様だ。
現時点で、ウクライナに500万ドル(約5.8億円)以上の資金を支援しており、3月15日には、さらに100万ドル(約1.1億円)の寄付を予定しているという。
海外メディアのインタビューによると、OnlyFansのAmi Gan CEOは以下のようにコメントをしている。
我々はウクライナと強い個人的なつながりがあるため、OnlyFansにふさわしい方法で、ウクライナの人々への援助とサポートに焦点を当てた支援をしたいと思った。
仮想通貨での支援
ウクライナは、2月にビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のアドレス公開して以来、50億円超の支援金を仮想通貨によって集めている。
イーサリアムの元CTOで、ポルカドット(DOT)創設者のギャビン・ウッド氏は、29万8,300DOT(約6.4億円)相当の支援金を寄付している。
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また、イーサリアム上の大手DEX(分散型取引所)として知られるUniswapもウクライナへの支援を支持。「ERC-20規格のトークンで寄付したいユーザーのために、トークンをETHと交換できるインターフェースを立ち上げた」として、ERC-20規格トークンでの寄付に対応した。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します