米リップル社、NFTクリエイターファンドの支援対象者を追加
新たな支援対象者は
米リップル社は27日、独立系NFT(非代替性トークン)クリエイターに対する新たな出資を報告した。今回の決定で、クリエイター支援の第一回目募集枠は全て埋まった形だが、今後も新たな募集の「波(Wave)」が予定されている。
3月10日には、大物映画監督のSteven Sebring氏、作家やプロデューサーとして活躍するJustin Bua氏、NFTエコシステムに携わるxPunksなどが支援対象として発表されていた。
NFTとは
NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。
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今回、追加でファンドの対象として選ばれたのは、以下のクリエイターだ。
- 出版・コミュニケーション企業 Rare Air Media
- レスラー、車椅子レーサー Zion Clark氏
- 現代アーティスト、起業家 Jessica Ragzy氏
- 性暴力防止や被害者支援を行う団体 Women Helping Women
- PancakeSwapデザイナー兼アーティスト Chef Cecy氏
Rare Air Mediaは、クリエイターファンドのパートナー企業であるVSA Partnersと提携して、米NBAレジェンド選手のマイケル・ジョーダン氏をテーマとしたNFTコレクションをリリースするプロジェクトに取り組んでいる企業である。
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クリエイターファンドは、XRP台帳利用のNFTプロジェクトに投資する280億円規模のファンド。ゲーム、メタバース、エンターテイメントなどにまたがる新しいNFTの採用事例を構築するクリエイターに対して、資金、制作活動、技術などの面でサポートするものだ。
新たに2社と提携
リップル社は、新たにNFT分野のパートナー企業として、Momento NFTおよびWENEW Labsとも提携することを発表した。
Momento NFTは、ソーシャルメディア形式のNFTプラットフォームで、クリエイターがショートビデオなどのNFTをファンに販売することができる。同社のJulian Rodriguez CEOは、次のようにコメントした。
私たちのファン直通ソーシャルネットワーク「Momento NFT」を利用しているインフルエンサーが、XRP台帳上でNFTを作成できるようになることは非常に嬉しい。
WENEW LabsはNFT開発のスタートアップ企業で、ルイ・ヴィトンのNFTプロジェクトなどに関わってきた。
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