ソラナ財団ら、韓国Web3に130億円出資へ
弱気相場でビルド強化
高速L1ブロックチェーン ソラナ(SOL)に関連するソラナ財団とソラナベンチャーズは8日、韓国でWeb3(分散型ウェブ)のプロジェクトに130億円(1億ドル)を投資することがわかった。TechCrunchが報道した。
ソラナは弱気相場の最中でもプロジェクトの開発やエコシステムの拡大を図る格好だ。130億円のファンドはソラナ基盤のゲームFiやNFT、ゲームスタジオ、DeFiといった分野の韓国発スタートアップに充てられる。
また、資金はソラナコミュニティトレジャリー及びソラナベンチャーズから拠出されるという。
ソラナラボのゲーム部門責任者Johnny Lee氏はTechCrunchの取材で「韓国のゲーム産業の大部分は、Web3に移行している」、「プロジェクトの規模やチームの規模はさまざまなので、ベンチャーキャピタル規模の投資もあり得る」と語っている。
ソラナ財団は昨年6月にもエコシステムを韓国にも拡大するため、20億円超(2,000万ドル)の投資ファンドをローンチした経緯がある。韓国はメタバースやWeb3シーンが活発になっており、これまでも大規模な投資が見られていた。
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また、ソラナは世界各地でハックハウスという開発者向けのイベントを開催。先日は東京にも初上陸した。
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