gumiなど、Suiブロックチェーン基盤のウォレットの5.4億円資金調達を主導

Sui テストネット2を開始

gumiの仮想通貨VC「gumi Cryptos Capital」とBoldstart VenturesはSuiブロックチェーン基盤のウォレット『Ethos Wallet』のシードラウンドを主導。5.4億円(420万ドル)の調達金額となった。

gumi Cryptos CapitalとBoldstart Venturesの他、Tribe Capital、Matrix Port、AllianceDAO、Mysten Labs(Sui開発企業)もラウンドに参加している。

Ethos WalletのEvan Cheng CEOはメタ社のかつてのブロックチェーンウォレット事業Noviのリサーチ責任者だった。SuiとAptosはメタが開発したMOVE言語を基盤とするブロックチェーンで高いスケーラビリティなどが特徴。Suiはまだメインネットをローンチしておらず、昨日第二弾のテストネットを開始したばかりだ。一方、Aptosは昨年10月に正式に起動された。

Ethos Walletは消費者向けのウォレットだけでなく、ブロックチェーンゲーム「Sui 1892」も制作中だ。現在、Ethos WalletはSuiのデベロッパーネットで稼働している。

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gumiの投資

gumiは仮想通貨・ブロックチェーン企業への投資のために2018年に「gumi Cryptos Capital Fund」を組成。そして2021年には、投資拡大としてこのファンドの回収資金の再投資で「gumi Cryptos Capital Fund II」を組成した。今までOpenSeaやYield Guild Games、1Inch Network、Astar、FiNANCiEなどに投資してきた。

また、昨年12月にはSBIグループ、Web3大手アニモカ・ブランズ、著名起業家・前澤友作氏の関連投資企業であるMZ Cryptosの3社がgumiの新たに組成した日本のWeb3ベンチャーファンド「Decima」のジェネラルパートナーとして参画したことが発表された。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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