「ビットコインETFは未だ審査中」ブラックロック関係者
承認報道は虚報
昨夜10:30ごろに海外メディアに報道されたブラックロック申請の「iShares BITCOIN SPOT ETF」の承認はフェイクニュース(虚報)だった。ブラックロック関係者がFOX取材で「ビットコインETFは未だ審査中」と説明した。
ブラックロックのビットコインETFを皮切りに多く申請されている現物型ビットコインETFが次々と承認されていくと期待されているが、SECがすでに承認したという事実は確認されなかった。ビットコインはこの報道を受けて急騰し一時30,000ドル台に復帰したが、ブラックロックの否定を受けて大きく反落した。
現在SECが審査中のビットコインETFの中では、ARKによる申請の最終審査期限は最も近く24年1月10日前後と予定されている。
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また、SECが先週末GBTCを現物のビットコインETFに転換することをめぐるグレースケールへの裁判判断について控訴しないことを発表したことも材料視されており、ビットコインマイニング関連株銘柄は米取引時間で上昇。マラソンが4.9%高、ストロングホールドが4.4%高となっている。
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