- ヘイズ氏、FRB緩和まで静観
- イラン介入長期化で利下げ確率上昇と分析
年末25万ドル予測を維持
仮想通貨取引所BitMEXの共同創業者アーサー・ヘイズ氏は10日、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和に転じるまでビットコイン(BTC)を購入する意向はないと明言した。
ヘイズ氏は「Coin Stories」ポッドキャストの中で、「今すぐ1ドルをビットコインに投資するかと聞かれれば、答えはノーだ。様子を見る」と語った。
その上で、「中央銀行が資金供給を始めたタイミングがビットコインを買う瞬間だ」と述べ、FRBの政策転換を投資判断の明確な基準に据えた。
この発言は、同氏が3月2日に公開したエッセイ「iOS Warfare」と一貫した主張だ。同エッセイでヘイズ氏は、1985年以降のすべての主要な中東軍事作戦の後にFRBが金融緩和に踏み切ってきたという歴史的パターンを指摘。
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1990年の湾岸戦争や2001年の同時多発テロ後にFRBが利下げを実施した事例を根拠に、「トランプ政権によるイランへの軍事介入が長引くほど、FRBが利下げや量的緩和(QE)に踏み切る可能性が高まる」と論じた。
ヘイズ氏は「戦争がビットコインに良い」という市場の見方を否定し、「正確には、資金印刷がビットコインに良い」と強調。BTCの上昇ドライバーはあくまでFRBによる流動性拡大であり、地政学的リスクそのものではないとの立場を明確にした。
価格見通しについては、BTCが6万ドルを下回る下落リスクも否定しないとしながらも、2026年末に25万ドル、2027年末には50万〜75万ドルに達するという強気予測を維持した。「BTCが10万ドルを下回って推移する年はそう多くはないだろう」とも語っている。
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