コインベース前日比+16.8%、日経平均バブル超え|27日金融短観
伝統金融 *2/27(火)
- NYダウ:39,069 -0.16%
- ナスダック:15,976 -0.13%
- 日経平均:39,233 +0.3%
- 米ドル/円:150.6 +0.2%
- エヌビディア:790.9ドル +0.3%
- マイクロソフト:176ドル -0.3%
本日の米国株指数は小幅安。投資家は今後の金利環境について今週のFRB高官発言を待っている。
世界の半導体No.1であるエヌビディアが先週木曜日に発表した好決算を受けAIセクターを中心にナスダックやS&P500は先週押し上げられたが、投資家は今週の高官発言やインフレデータに慎重な姿勢で臨もうとした格好だ。
半導体大手のマイクロン・テクノロジー社の株価は4%高。昨日、エヌビディアのAI向け半導体に使用する高性能メモリーチップ「HBM3E」の量産を始めると発表したことが好感された。
また、利下げの期待について、大手銀行サンタンデールのアナリストは、FRBが利下げを11月の大統領選挙後まで待つ可能性があると指摘。FRBは独立した中央銀行だが、金融政策は選挙で選ばれた議員にとって重要であり、経済環境とインフレの粘り強さが予想以上に高水準が続くことで、金融緩和は延期されるはずだと期待し、大統領選の勝敗が決まれば、「FOMCは11月に新たな緩和サイクルを開始する余裕があるだろうと予測した。
なお、先週、1月開催の米FOMC議事録は公開され、当局者が利下げを早めたくない姿勢が示された。
関連:ゴールドマン・サックス、日本株を代表する『七人の侍』を選定
本日の主な市場材料は以下数点。
- 日経平均 2営業日連続で史上最高値を更新。物価高、金融緩和、円安、企業の利益率改善、新NISA、TSMC熊本工場開所などが背景にある。
- ドル円 150円台後半。
- 金相場反落 米国債利回り上昇の影響で。
今週以降の重要経済指標・イベント
- 2/27(火)8時30分 日本1月全国消費者物価指数
- 2/28(水)22時30分 米Q4実質国内総生産(GDP)改定値
- 2/29(木)22時30分 米1月個人消費支出(PCEデフレーター)
関連:新NISAのつみたて投資に、「三井住友カード プラチナプリファード」が人気急上昇している理由
仮想通貨関連株・ビットコイン等 大幅高
- コインベース|193.9ドル(+16.8%)
- マイクロストラテジー|796.4ドル(+15.8%)
- マラソン・デジタル・ホールディングス|29.1ドル(+21.6%)
仮想通貨関連株はビットコインが54000ドル台を回復したことで大幅に上昇した。
仮想通貨相場
イーサリアムは今年の高値を更新し、3100ドル台に戻った。
関連:【02/21最新】おすすめの仮想通貨取引所のメリットを比較 イラスト解説付き
関連:仮想通貨IEO投資の稼ぎ方 成功事例一覧と今後の予定、参加方法とは|2024年版
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します