9/9~10 週末ニュースまとめ 中国仮想通貨取引所閉鎖、日本マイニング事業参入
- 中国政府、仮想通貨取引所閉鎖によるビットコインの急落
- 中国のニュースサイト「財新網」は8日、中国の金融当局が仮想通貨の取引所を当面閉じることを決めたと報じました。
- 日本大手企業GMO、DMMが仮想通貨マイニング市場に参入!
- 海外からのシェアがほとんどであったマイニング事業、ついに日本の企業も本格参入し仮想通貨の発展に貢献して行きます。
中国、仮想通貨取引所の取引を閉鎖
金曜日の夜ビットコインの価格を大きく下げた理由は中国のニュースサイト「財新網」が、中国の金融当局は仮想通貨取引所を当面閉鎖することを決定したと報道したことがきっかけでした。
この報道はあくまで正式な発表ではなかったけれど噂は拡散を広げ、多くの人がビットコインを売りICO禁止以上の下落状況を引き起こしました。
ビットコイン価格は急激に下落し、ICO全面禁止時には1日で価格を戻したけれども今回は戻すことなく一時ビットコインが半月ぶりに4000ドルを下回ることもありました。
週末が明けた月曜日、数々の情報が飛び交う中、正式な政府の声明などはないけれど、新たな情報が入ってきました。boolmbergの記事によると、中国はビットコイン取引所を閉鎖。OTC店頭取引は容認する方針だということです。匿名でのみインタビューをさせてくれた関係者からの情報ということで噂が噂では収まりきらない状況が続いています。
今後、規制強化される可能性
今後、規制はさらに強化されていく可能性が高いと予想されます。今回の報道に対する、政府や中央銀行からのコメントはまだありませんが、海外への資金流出やマネーロンダリング対策などを危惧するとより強化していく必要があるでしょう。
また、記事でも言及されているように来月開かれる共産党大会の最高指導部の入れ替えを控え、中国は金融リスクの抑制に動いているのかもしれません。
今後の市場
ここ最近、特に政府の仮想通貨規制が各国厳しくなってきています。
下記の政府のICOの動向や過去の政府の仮想通貨に対する規制を参考にして見てください。
日本企業がついにマイニング事業に乗り出す!
大手インターネットインフラ事業を中心に企業展開をするGMOそして動画サービス、英会話など多方面でサービスを提供するDMMが仮想通貨のマイニング事業に参入します。
日本のマイニングニュースがこのように出てくるのは初めてのことで、今後の参入に注目したいですね。
現在マイニング事業はビットコインでは中国シェアが7割をしめたり、マイニングシステムがついた家電製品を作り特許申請をしたりしています。また、ロシアでは政府もサポートをしながらマイニングファームを増やしています。DMMは世界シェアTOP3を目指しています。今後も日本企業の仮想通貨マイニング事業参入事業に注目です!
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します