明日のパウエルFRB議長の議会証言を前に米株指数下落 今夜はADP雇用統計|6日金融短観
伝統金融 *3/6(水)
- NYダウ:38,585 +1.04%
- ナスダック:15,939 -1.65%
- 日経平均:40,097 -0.029%%
- 米ドル/円:150 +0.01%
- エヌビディア:859.6ドル +0.86%
- AMD:205.1ドル -0.11%
- アップル:170ドル -2.84%
- テスラ:180.7ドル -3.9%
本日のNYダウは続落し、一時500ドル超下落する場面があった。また、ナスダックはアップルやテスタの下落に押され大幅安となった。
投資家は先週発表の米1月PCEデフレーターのデータや2月の製造業総合景況指数を消化しつつ今夜発表予定の2月ADP雇用統計や明日予定のFRBのパウエル議長による両院での半期証言に臨む格好だ。
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一方、日経平均は今週月曜日に大台の40,000円に到達し史上最高値をさらに更新した。主には「七人の侍(SCREENホールディングス、アドバンテスト、ディスコ、東京エレクトロン、トヨタ、SUBARU、三菱商事)」という日本の株指数を代表する7社の株高がこれまで主導してきたが、東証プライム上場のAI・半導体以外の銘柄では値下がり銘柄も多かったことから、一部の銘柄による株高の市場環境への警戒も高まっている模様だ。
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本日の主な市場材料は以下数点。
- アップル5日続落。中国でのiPhone販売台数が今年最初の6週間に前年比で20%以上減少し販売不振が深刻化に。
- 半導体大手AMD小幅安。エヌビディアと同様、中国市場向けのAI用半導体輸出が米政府の介入によって阻止される。
- テスラ株価大幅安。2月の中国出荷台数は約1年ぶりの低水準に。ライバルの中国BYDも販売台数減少。
- 米2月ISM非製造業景況指数が予想を下回った。受注や業況の指数は伸びたが雇用は縮小圏に再び落ち込み「50」を下回った。
今週以降の重要経済指標・イベント
- 3/6(水)22時15分 2月ADP雇用統計
- 3/7(木)4時00分 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
- 3/7〜8(木・金)FRBのパウエル議長が両院で半期に一度の議会証言
- 3/8(金)22時30分 米2月失業率
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仮想通貨関連株・ビットコイン 大幅安
- コインベース|216.7ドル(-5.4%)
- マイクロストラテジー|1,051ドル(-21.2%)
- マラソン・デジタル・ホールディングス|22.2ドル(-13.4%)
仮想通貨関連株はビットコインの大幅下落を受け大きく値下がりした
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仮想通貨相場
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