バイナンスラボ、分散型取引所UXUYやDePINのQnA3などに出資
We3育成プログラムで4チームに出資
大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのVC部門バイナンスラボは8日、インキュベーションプログラムのシーズン6で投資するプロジェクトを追加で4つ発表した。
前回選出されたEthena Labs、NFPrompt(NFP)、shogunfiに加えて、バイナンスラボは以下のプロジェクトにも出資を完了した格好だ。
- Cellula
- Derivio
- QnA3
- UXUY
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Cellulaは、オンチェーン自律型ライフシミュレーション戦略ゲームを開発している。
Derivioは、イーサリアム(ETH)レイヤー2「zkSync」を土台とした分散型デリバティブ取引所だ。無期限先物やデジタルオプションなどを提供する。
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QnA3は、AI(人工知能)を活用したWeb3知識共有プラットフォームであり、最近注目が高まるDePIN(ディーピン:分散型物理インフラネットワーク)プロジェクトの一つだ。
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UXUYは、分散型マルチチェーン取引プラットフォームで、ビットコイン(BTC)のライトニングネットワークのノードを運用している。シードラウンドではBixin Ventures、Waterdrip Capital、KuCoin Venturesその他から320万ドル(約4.7億円)を資金調達した。
ライトニングネットワークとは
ビットコインのトランザクション処理能力を解消するため、レイヤー2を利用したオフチェーン技術のこと。混雑しがちなブロックチェーンの外で取引を行うことができ、取引の高速化や手数料削減につながる。取引の高速化や手数料削減が実現すれば、少額決済が行えるようになるため、それによって新しい商品やサービスが生み出されることも期待されている。
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リステーキングなどにも投資
バイナンスラボはシーズン6で以上7つのプロジェクトに出資することになった。それぞれのプロジェクトへの出資額は明かされていない。
出資を受ける他、各プロジェクトは3か月間のスタートアップ育成プログラムに参加できる。1対1で助言を受けたり、バイナンスが出資する企業の創設者などとつながる機会も与えられる。
バイナンスラボは投資活動を強化しているところだ。2月にはビットコインのステーキングプロトコル「Babylon」やEigenLayer基盤のイーサリアム・リステーキング・プロトコルである「Renzo」に出資した。
1月にも、別のEigenLayer基盤のイーサリアム・リステーキング・プロトコル「Puffer Finance」に投資している。いずれも額は非公開である。
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