仮想通貨リップルの採用事例が新たに2つ|XRP担保で最大2.2億円までローン融資も可能に
- 仮想通貨XRPを担保としたローン提供が開始
- Tech Crunch創設者がアドバイザーを務める仮想通貨貸金サービス企業NexoがXRP担保のローンを開始した事を発表した。その他でも仮想通貨XRPの実用例が増加している傾向が見られている。
仮想通貨ローンサービス企業がXRP担保のローン提供を開始
仮想通貨ローン融資プラットフォームがXRPを担保としたローンの提供を開始した事がNexo公式ツイッターから発表された。
Nexoプラットフォームでは初めて、そして唯一のXRPを担保としたローンの提供を開始しました。
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Nexoとは
仮想通貨を担保に現金を貸し出す世界初の貸金サービス企業。本来ならば現金が欲しい場合は仮想通貨を売り、手放さなければいけないがNexoを利用すれば仮想通貨を保有し続けながら現金を入手することができる。
Nexoでは約11万円(1000ドル)から約2.2億円(200万ドル)までのローンが可能で、アドバイザーにはTech Crunchの創設者Michael Arrington氏が就任している。
なお、Nexoプラットフォームではこれまで4種類の仮想通貨を担保としたローンを提供していたが、今回の発表でラインナップは以下の通りとなった。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- NEXOトークン(NEXO)
- バイナンスコイン(BNB)
- リップル(XRP)
また今後Nexoでは追加する仮想通貨銘柄の募集を行なっている。
現在も16種類の仮想通貨が投票の対象となっている。
進むXRPの採用事例
OmniがXRPでの支払いを開始
仮想通貨XRPはその他にもシェアリング・エコノミーアプリ「Omni」の支払いでも利用されることが同アプリの創設者のブログから本日発表された。
Omniアプリでは物品の貸借りを可能にするものでその支払い手段の一つとしてXRPが採用される。
Omniは仮想通貨XRPのグローバルで即座に送金できる点が同社が掲げる「抵抗の少ない物品のアクセスを可能にする」ビジョン達成と一致しているとし、今年1月にリップル社と提携を発表していた。
現在、Omniはアメリカ西海岸のサンフランシスコとポートランドで利用可能で、上述のブログでは主に自転車、折りたたみイス・テーブル、テント、やドローンが人気アイテムとのこと。
Money Tapアプリ稼働開始
日本でもSBI Ripple Asiaからリップル社のxCurrent技術を搭載した、スマートフォン支払いアプリ『マネータップ』のアプリダウンロードが今月4日から開始されている。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します