Citiやゴールドマン、ブラックロックのビットコインETFのマーケットメイカーに

ブラックロックのAPが増える

米金融大手ブラックロックは、iシェアーズ・ビットコイントラストETF(ビットコイン現物ETF)の購入企業企業5社の名前を明らかにした。大手銀行などが参入している。

新たに参加したのはCiti(銀行)、ゴールドマン・サックス(投資銀行)、UBS(銀行)、Citadel(電子取引企業)、ABNアムロ・クリアリング(証券会社)の5社で、JPモルガンとJane Streetに加えてブラックロックのビットコインETF取引先(AP=指定参加者)となった。

指定参加者とは、ETFの発行市場において運用会社との間でETFの設定・解約、及びETF銘柄のマーケットメイクを行う。(アセットマネジメントOne参照

一方、これらの企業が指定参加者として承認された正確な時期はまだ定かではない。ブルームバーグのETF専門家Eric Balchunas氏はSNSで、仮想通貨業界につきまとうスティグマ(悪い評判など)のため、これらの企業は数週間にわたり、ETFへの参加を公言せずにETFに流動性を提供していた可能性があると指摘した。

しかし、ビットコインETF銘柄がデビューするなり大ヒットしたことを受け、「今は名前を公開してもいいタイミングになっただろう」とコメントした。ビットコインETFが承認されてから、ウォール街からの資金流入に伴いビットコインの価格は2021年11月のATHを今年3月に超えた。

ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイントラストETFの総取引高は今週木曜日1,900億ドル(28兆円)に達した。

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