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モルガンスタンレー、ビットコイン現物ETFの取り扱いを認可予定か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

モルガンスタンレーとUBSの動きは?

暗号資産(仮想通貨)評論家のアンドリュー氏は3日、金融大手モルガンスタンレーとUBSが、ビットコイン(BTC)現物ETFの取り扱いをまもなく全面的に認可するだろうと意見した。

関係筋の情報だとして、両社はどちらが先にビットコインETFを完全に認可するかで競争しているとも述べている。また、モルガンスタンレーの内部メモによると、同社がビットコインETFの取り扱いをUBSよりも数日前に発表する可能性があると続けた。

この投稿に対して、ブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏も次のように応答している。

確実な情報源から聞いたところによると、コンプライアンスのチキンゲームになっている。企業は、他の企業が先に動いて条件を整えるのを待っている。

ビットコイン現物ETFへのエクスポージャーについては、ある企業が規制および運用上の道を切り開けば、他の企業も一斉にそれに追随するだろうとの趣旨で意見を述べた。

アンドリュー氏は、UBSは現在のところ、富裕層向けのプライベートウェルスマネジメント・サービスではビットコイン現物ETFを認可していると指摘している。これをまもなくすべてのサービスで許可するのではないかと予測する格好だ。

なお、ビットコインマガジンによると、UBSの広報担当者は、「UBSに関するソーシャルメディアの報道は正確ではない」とアンドリュー氏の情報を否定している。ビットコイン現物ETFを顧客に提供する条件を変更する予定はないと話した。

ビットコインETFとは

ビットコインを投資対象に含んだ上場投資信託(Exchange Traded Fund)のこと。投資信託とは、投資家から集めたお金を1つの資金としてまとめ、株式や債券などに投資して運用される金融商品。運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みになっている。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。

▶️仮想通貨用語集

関連: 初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

モルガンスタンレーの動き

モルガンスタンレーは3月、複数の機関投資家向けファンドで、ビットコイン現物ETFへのエクスポージャーを持つ可能性をSECに届け出ていたことが伝えられるところだ。さらに、証券取引プラットフォームにビットコイン現物ETFを追加するために調査を行っているところだともされる。

関連モルガン・スタンレー、機関向けファンドでビットコインETFへのエクスポージャー申請

ビットコイン現物ETFの日次取引高は、99億3,000万ドル(約1.5兆円)を記録した3月5日を頂点として、次第に減少しているが、モルガンスタンレーなど大手が取り扱いを広げれば、ETFへの関心が再び高まる可能性もある。

関連: 米国のビットコイン現物ETF、再び流出超過に

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