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テスタ×千野剛司対談レポート 資産防衛でビットコイン購入、税制改革で市場構造が変わる|Binance Japan Pizza Day 2026

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2026年5月22日、Bitcoin Pizza Dayを記念したイベント「Binance Japan Pizza Day 2026」が東京都港区のTokyo American Clubで開かれた。会場には約230人が集まり、著名な個人投資家として知られるテスタ氏と、バイナンスジャパン代表取締役の千野剛司氏がトークセッションを実施。株式投資家の視点から見た仮想通貨市場の可能性や税制見直しの影響について語り合った。

テスタ氏は2025年8月のWebX2025にも、bitFlyerの加納裕三氏らとともに仮想通貨投資をテーマとした対談に登壇。当時は仮想通貨を一切保有しない慎重派の立場を表明していたが、そのトークセッションを契機に資産防衛の観点からポートフォリオを見直していた。ビットコインを購入するに至った経緯が、今回のセッションでも改めて大きな注目を集めた。

関連:「投資ポートフォリオに仮想通貨は必要か」テスタ×加納裕三×Joe Takayama特別対談レポート

「成功体験の流用が一番の罠」 株と仮想通貨は別物

株式投資で累計利益100億円超を達成したテスタ氏だが、仮想通貨との付き合いは長くない。「最初にビットコインに触れたのは、価格が40万円の頃。でも当時は、株のようにPBRやPERで割安・割高を判断できないことが気になって、結局触らなくなってしまった」と振り返った。ビットコインが40万円前後で推移していたのは約10年前のことで、執筆時点のビットコイン価格は約1,200万円。当時から30倍超に値上がりしている計算になる。

再び仮想通貨に関心を持ったのはごく最近だという。「円預金だけでは物価上昇局面で資産が目減りすると感じ、米国債、金、仮想通貨など複数の資産を組み合わせてポートフォリオを組み直した。その一環でビットコインを購入した」とテスタ氏は説明した。

仮想通貨を始める株式投資家へのアドバイスを問われると、テスタ氏は「株で培った成功体験をそのまま持ち込もうとすることが一番の罠。チャートの形は似ていても、価格を動かしている参加者の論理がまったく異なる。まず別のものだと認識してから勉強したほうがいい」と語った。

また「少額でも一度触れてから勉強したほうが吸収力が全然違う。理解の深さが変わる」と、実践先行のアプローチを勧めた。

「何かあったときのオプション」 BTCを組み入れた理由

テスタ氏がビットコインをポートフォリオに加えた理由は明快だ。「企業や国の信用とは独立して価値が動く点が決め手だった。世界で何か大きなことが起きたとき、円などの法定通貨が大幅に下落する局面でも、ビットコインや金は上昇する可能性がある。何も起きなければ起きないでいいし、何かあったときのオプションとして持っておく価値がある」と述べた。

千野氏はこれを受け、業界のトレンドとして「ステーブルコイン」と「RWA(リアルワールドアセット=現実資産のブロックチェーン化)」の二つを挙げた。ステーブルコインは円やドルなどの法定通貨をブロックチェーン上で扱う仕組みで、「日常決済とブロックチェーン経済の橋渡し役になる」と解説。

RWAは株式や債券、不動産、コモディティといった既存の金融商品をブロックチェーン上に載せていく動きで、NasdaqやNYSEも対応を発表しており、既存の証券取引所にとっても無視できない段階に来ていると語った。

テスタ氏はブロックチェーンへの評価についても立場の変化を明かした。「以前は空売りで損をした銘柄がブロックチェーン関連だったこともあって印象が悪かった(笑)。でも今は社会インフラとして着実に根付いてきていると感じている。分散台帳という仕組みは、今の世の中の課題にフィットしている」と語った。

税制見直しが市場を変える

千野氏は国内の制度面についても言及した。現在、仮想通貨の売却益は所得水準などによっては最大約55%となる総合課税の対象となっているが、制度見直しの議論が進んでおり、早ければ2028年ごろに株式に近い約20%の申告分離課税へ移行することが期待されていると説明した。「税率が変われば個人投資家だけでなく、機関投資家やアセットマネージャーも直接投資しやすくなる。日本市場の構造が大きく変わるタイミングだ」と展望を示した。

テスタ氏も「もし20%になれば夢が広がる。以前は高い税負担で躊躇していたが、これは大きな変化だ」と同調した。

今回のイベントを主催したバイナンスジャパンは、世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスの日本法人。手数料の安さやPayPay連携など、国内ユーザーに使いやすい環境を整えている。

関連:片山金融相インタビュー「暗号資産20%分離課税」2028年施行へ、ステーブルコインで日米協力

関連:Binance Japan(バイナンス・ジャパン)とは?特徴・手数料・PayPay連携を徹底解説

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イベント概要

イベント名:Binance Japan Pizza Day 2026
開催日時:2026年5月22日(金)18:30〜21:00
会場:Tokyo American Club(東京都港区麻布台2丁目1−2)
主催:バイナンスジャパン株式会社
登壇者:テスタ(個人投資家)、千野剛司(バイナンスジャパン株式会社 代表取締役)

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