韓国最大手アップビット、オアシスの新規上場を発表 OASは40%急騰
アップビットへの上場予定
韓国トップの暗号資産(仮想通貨)取引所であるアップビットは23日、オアシス(OAS)の新規取り扱い計画を発表した。OASは発表後に高騰、前日比+44%となっている(執筆時)。
アップビットの新たなOAS取引市場は、OAS/BTC(ビットコイン)とOAS/USDT(テザー:米ドル連動ステーブルコイン)の2種類が用意されており、取引開始は5月23日16時を予定している。
アップビットは、24時間の出来高が16億ドル(約2,500億円)で、グローバルランキング第5位の仮想通貨取引所である。韓国の投資家は熱狂的な気質で知られており、過去には上場銘柄が急騰するケースも観測されている。直近では、Akash Network(AKT)やAstar Network(ASTR)がUpbitへの上場発表によって、2桁増を記録した。
OASトークンは、国内ではビットバンクやSBI VCトレードなどに上場している。Oasysの代表である松原亮氏によれば、海外ではまだBinanceやCoinbaseへの上場が実現しておらず、トップ市場への展開に向けて期待が高まっているようだ。
オアシス(OAS)に投資したい方に
OAS(オアシス・Oasys)とは
Oasysは「Blockchain for The Games」をコンセプトに、ゲーム系IP(知的財産)ホルダーとゲーマー向けに構築されたゲーム特化型ブロックチェーンだ。初期バリデーター(承認者)には、スクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコ研究所、GREE、bitFlyerなど国内最大手のゲーム企業やWeb3.0関連企業を中心に21社が提携・参画している。
Oasysは最終的には公共財を目指すことを公言しており、23年1月には分散型意思決定プロセスとしてガバナンスを立ち上げた。OASはステーキングやガバナンスに使用される。
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