韓国仮想通貨取引所アップビット、複数の通貨ペア追加 来月上場銘柄見直しも

SOLなどのBTC通貨ペア追加 流動性補強へ

韓国トップの暗号資産(仮想通貨)取引所であるアップビット(Upbit)は17日、BTCとUSDTの通貨ペア追加を実施した。

対象銘柄は、ソラナ、NEO、ビットコインキャッシュ、GAS、GameBuild、Thundercoreの6銘柄だ。

これらの銘柄はこれまで韓国ウォンのペアで提供されてきた。

アップビットは最近の上場銘柄でBTCとUSDTのペアを共に提供し、銘柄の流動性を高めている。

なお、先週、Ondo Finance(ONDO)の新規取り扱いを始めた。

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7月に上場銘柄の見直しも

最近、取引所アップビットとビッサムは新規銘柄の上場を増やしているが、7月19日前後に発効する「仮想資産ユーザー保護法」によって、600以上の銘柄が上場の見直し対象となりうる。

昨年6月に承認されたこの法律は、仮想通貨取引などについて不正な行為に罰則を課し、サービスプロバイダーが投資家の利益を保護するために特定の要件を遵守することを求めるものだ。アップビット、ビッサム、Coinone、Korbit、Gopaxといった法定通貨ペアを提供する取引プラットフォームは、この規則を遵守しなければならない。

法律の主な項目

  • ユーザー資産の保護のために、預金保護、仮想通貨の保管、保険の加入、仮想通貨取引記録の保存などに関する事項を規定
  • 相場の操縦行為、不正取引などを規定し、損害賠償などを定める
  • 仮想通貨事業者に対する、金融当局の監督に関する事項を規定
  • 不正取引行為や法律違反者に対する処罰や罰金を規定
  • 韓国銀行(中央銀行)が、政策上必要な場合、仮想通貨企業にデータを要求できる権利を規定

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大韓民国新聞は来月から規制当局は「仮想資産取引所における約600の仮想通貨の取引サポートを終了させるかどうか検討する」と報じている。

報道によると、当局は29の取引所に対し、上場対象の約600のアルトコインをサポートを維持するか、上場廃止にするか「決定するための初期審査を行う」よう強制するという。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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