過去1ヶ月で170億円以上のETHを取引所へ送金、イーサリアムICO時代のGolem
ETH売圧が判明
仮想通貨イーサリアム基盤のプロジェクト「Golem(ゴーレム)」は、過去1ヶ月で170億円以上のETHを取引所に送金しており、市場の売り圧力を強めていた可能性が出てきた。
最初に報じたのはWu Blockchainで、8日にオンチェーンデータをもとに「過去37日間、36,000 ETHをバイナンス、コインベース、ビットフィネックスなどの取引所に送金しており、未だ231,400 ETH(1,100億円以上)を保有している」と指摘した。イーサスキャンのデータによると、ほとんどの送金は1通あたり16億円相当で、毎日送信されていた。
ゴーレムとは2016年に当時870万ドル相当のETHを調達し、ICO(イニシャル・コイン・オファーリングというトークン販売方法)の火付け役となった。コンピューティングパワーのマーケットプレイスと位置づけ、ユーザーはユーティリティトークン「GLM」と引き換えに未使用のコンピューティングリソースを貸し出すことができるという分散型コンピューティングのプロジェクトだ。
また、最近では5月に発表された最新のロードマップによると、人工知能(AI)ベースのツールにも取り組んでいるようだ。
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