SBI VCトレード、ニアー(NEAR)取扱い開始 ステーキング手数料無料キャンペーンも実施

ステーキング対象銘柄数は国内最多

SBI VCトレード株式会社は10月2日、新たに暗号資産(仮想通貨)ニアー(NEAR)の取扱いを開始した。これに伴い、同社は「ステーキング手数料無料」キャンペーンを実施している。

ニアーの追加により、SBI VCトレードの取扱い暗号資産は全24銘柄に拡大した。同社の調査によると、ステーキング対象銘柄数は13銘柄となり、国内最多を誇る。

東証プライム市場上場のSBIホールディングス傘下であるSBI VCトレードは、現物取引(販売所・取引所)に加え、レバレッジ取引や積立暗号資産など多様な取引サービスを展開している。出庫手数料無料など、顧客にとって利便性の高いプラットフォームを目指す。

ニアーに関しては、現物取引(販売所)、積立サービス、貸コイン(レンディング)、ステーキングの4つのサービスが対象となっている。

ニアーは、2017年に人工知能スタートアップ「NEAR.AI」として設立されたが、翌年にはブロックチェーン分野へと事業を拡大。2020年にはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)方式を採用するレイヤー1ブロックチェーンとしてメインネットを立ち上げている。

ステーキング手数料無料キャンペーン

ステーキングは、仮想通貨を保有することでブロックチェーン維持に貢献し、報酬が発生する仕組み。SBI VCトレードの「ステーキングサービス」は、対象の銘柄を口座で保有するだけで収益(ステーキング報酬)を得られる。申込や手続きは一切不要だ。

以下の期間中、SBI VCトレードはニアー(NEAR)に対する、手数料を無料とする。通常は、配分ステーキング報酬の25%がかかる。同社によると、NEARステーキングの想定年率は8.0%程度(手数料控除前)が見込まれている。

  • 対象顧客: 2024年10月に同社でニアーを保有する顧客
  • 特典内容: キャンペーン期間中のニアーのステーキング手数料(通常25%)が0%
  • キャンペーン期間: 2024年10月2日19:00から2024年11月1日6:59まで
  • 特典提供時期: 2024年11月15日までに、通常のステーキング報酬とステーキング手数料分を顧客の口座に付与

NEARについて

ニアーは、高速処理や安価な手数料、安全性、ユーザーフレンドリーな設計を特徴とするレイヤー1ブロックチェーン「NEAR」のトークンである。名前付きアカウントやアカウント抽象化機能を備え、ユーザーは複雑な手続きなしに簡単に取引や操作ができる。また、「イーサリアム(ETH)キラー」として注目を集めている。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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