ビットワイズ、欧州でステーキング報酬提供のアプトスETPを立ち上げ
初のアプトスステーキングETP
米暗号資産(仮想通貨)投資企業Bitwiseは12日、世界初のAptos Staking ETPを11月19日にSIX Swiss Exchangeに上場すると発表した。このETP(上場投資商品)は、高性能なレイヤー1ブロックチェーンであるAptos(アプトス)への投資機会を提供するものだ。
Aptosは2022年10月に立ち上げられ、エンタープライズ規模のアプリケーションを可能にする画期的なパフォーマンスで注目されている。月間アクティブユーザー数は800万人を超え、急速に成長している。
このETPは機関投資家と個人投資家の両方がアクセス可能で、現物に裏付けられている。保有するAptosをステーキングすることで、手数料控除後約4.7%のリターンを生み出すことを目指すという。
Bitwise CEOのHunter Horsley氏は「米国でビットコインとイーサリアムの現物ETFが登場し、多くの投資家がデジタル資産をポートフォリオに追加し始めている。次世代ブロックチェーンの1つであるAptosへのアクセスを拡大できることを嬉しく思う」とコメントした。
また、Aptos LabsのMo Shaikh CEOは「このETPは機関投資家の採用に向けた大きな一歩であり、Aptosブロックチェーンの信頼性、拡張性、スピードを実証するものだ」と評価した。
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