xRapid採用を示唆した海外仮想通貨取引所、計30種類のXRP基軸ペアを月末までに取引可能へ
- BitrueのXRP基軸通貨ペア数が30組へ
- XRP(リップル)を基軸通貨として採用したシンガポール本拠地の仮想通貨取引所Bitrueは、今月末までには計30ペアが取引可能となる事を発表した。なお、継続して新規XRPペアの公募も実施している。
BitrueのXRP基軸通貨ペア数が30組へ
シンガポール本拠地の仮想通貨取引所Bitrueは、1月11日と14日に、新たに8つのXRP取引ペアを公式で発表した。
Bitrueは、XRP(リップル)を基軸通貨とした取引ペアを積極的に提供することで話題となっている。
発表があった4取引ペア
- HOT/XRP
- NPXS/XRP
- DNT/XRP
- PRO/XRP
1月末に取引が開始となる新たな4取引ペア
- EOS/XRP
- POLY/XRP
- XEM/XRP
- VET/XRP
上記新規取引ペアの取り合いを開始する事で、同取引所のXRP取引ペアは計30種類となる。
なお、同取引所は、12月27日より、「コミュニティ・ユーザーから望まれる取引ペアを書き留めてください」と、追加のXRP基軸ペアを公募しており、これからも多くのペアが増えることが予想される。
xRapidの導入も視野に
Bitrueが積極的に取り込んでいるのは、XRP通貨のペアだけでない。
先日同社のCEOであるCuris Wang氏は自身のツイッターで、リップル社の国際決済ソリューションであるxRapidを将来的に導入する可能性を示唆した。
xRapidとは、クロスボーダーにおける送金決済の流動性を向上させながら、仲介手数料などの費用を最小限いしたい送金業者等を対象とした対策で、法定通貨をXRPに換金してから送金してから、送金先のユーザーが利用する法定通貨に両替する金融サービスプロダクトで、最近ではSBIVCなどを含む仮想通貨取引所を運営する企業からの利用発表も相次いでいる。
リップル社の最新報告によると、xRapidを含むサービスパッケージ【リップルネット】に新規参入した企業が13社となっており、特にxRapidの利用を決定した金融機関には、初めて銀行=Euro Exim Bankが加わっている。
XRPを含む仮想通貨市場の地合いは悪化しているが、金融機関によるxRapid採用が本格化することで、XRPの実利用化も今後加速しそうだ。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します