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Vポイント投資のやり方|SBI証券での設定・買付手順を解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

三井住友カードを持っているなら、日常の買い物で貯まるVポイントをSBI証券の投資に回せます。投資信託も国内株式も1ポイント=1円で買付でき、NISA口座にも対応しています。せっかく貯まったVポイントを眠らせたままにしておくのは機会損失です。この記事では口座開設からVポイント設定・買付手順まで全ステップを解説します。

Vポイント投資とは?SBI証券でできること

出典:三井住友カード公式HP

Vポイント投資とは、三井住友カードの利用で貯まるVポイントを、SBI証券の口座で投資信託や国内株式の購入に充てる仕組みです。ポイントを「使い切る」のではなく「増やす」方向に回せる点が特徴です。まずは対象商品・仕組み・他社比較の3点を整理します。

対象商品と使える仕組み(投資信託・国内株式、1ポイント=1円)

SBI証券でVポイントを利用できる対象商品は投資信託と国内株式の2種類です。いずれも1ポイント=1円として使え、1ポイントから利用可能です。NISA口座(つみたて投資枠・成長投資枠)にも対応しており、非課税枠の中でポイントを活用できます。

項目 内容
対象商品 投資信託・国内株式(現物)
利用レート 1ポイント=1円
最低利用ポイント 1ポイントから
NISA口座での利用 対応(つみたて投資枠・成長投資枠)
積立買付での利用 対応(スポット・積立どちらも可)

「ポイント運用」との違い

似た言葉に「ポイント運用」がありますが、Vポイント投資とは仕組みが根本的に異なります。

「ポイント運用」はポイントをポイントのまま疑似的に運用するサービスで、資産として実際に証券口座に入るわけではありません。損益はポイントの増減として反映され、実際の有価証券を保有するわけではないため、課税関係も生じません。

一方、SBI証券の「Vポイント投資」はポイントを使って実際に投資信託や株式を買付します。購入した資産は証券口座に保有され、売却益や分配金には課税が発生します。「本物の資産を持つ」という点でポイント運用とは本質的に異なります。

比較項目 Vポイント投資 ポイント運用
資産の実態 有価証券を実際に保有 ポイントのまま運用
課税 あり(売却益・分配金) なし
口座 SBI証券口座が必要 専用アプリのみ
NISA対応 対応 非対応

楽天・Pontaなど他社ポイント投資との比較

SBI証券でVポイント投資を選ぶ前提で、他社ポイント投資と比較します。

証券会社 対応ポイント 対象商品 NISA対応 最低利用
SBI証券 Vポイント 投資信託・国内株式 1ポイント〜
楽天証券 楽天ポイント 投資信託・国内株式 1ポイント〜
auカブコム証券 Pontaポイント 投資信託 1ポイント〜
マネックス証券 マネックスポイント 投資信託 1ポイント〜

SBI証券の強みは、投資信託だけでなく国内株式にも対応している点と、クレカ積立(三井住友カード)でVポイントを貯める仕組みが同一経済圏で完結することです。すでにSBI経済圏を使っているなら、ポイントを外に出す必要がなく、SBI証券内で貯めて使うサイクルが作れます。

関連:SBI経済圏とは?Vポイント投資の始め方からクレカ積立まで解説

始める前の準備:3つの設定

Vポイント投資を始めるには、SBI証券口座の開設・三井住友カードの紐付け・Vポイントサービス登録の3ステップが必要です。順番通りに進めることで、スムーズに設定が完了します。

  • STEP1 SBI証券の口座開設(未開設の場合)
  • STEP2 三井住友カードの紐付け(Vpassとの連携)
  • STEP3 Vポイントサービスの登録(SBI証券側の設定)

STEP1 SBI証券の口座開設

SBI証券の口座を持っていない場合は、まず口座開設が必要です。開設手続きはオンラインで完結し、申込から口座開設完了まで最短翌営業日です。

NISA口座でVポイントを使いたい場合は、口座開設時にNISA口座の同時申込を選んでおくとスムーズです。すでにSBI証券口座を持っている場合はこのステップはスキップできます。

関連:SBI証券の口座開設ガイド|メリット・デメリットから開設手順まで解説

STEP2 三井住友カードの紐付け

SBI証券にログインし、「お客さまサービス」→「ポイントサービス・外部連携」→「Vポイント」から三井住友カードの紐付けを行います。連携にはVpassへのログインが必要です。

対応しているカードは三井住友カード(NL)・ゴールド(NL)・プラチナプリファード・Oliveフレキシブルペイなどです。Oliveの場合は同一アプリ内でVpassと連携できます。

STEP3 Vポイントサービス登録

カード紐付け後、SBI証券側でVポイントを投資に使う設定を有効化します。「ポイント利用設定」でVポイントを投資に使う旨をオンにすれば設定完了です。ここまで完了すると、次回の買付画面でポイント利用オプションが表示されます。

投資信託をVポイントで買う方法

Vポイントを使った投資信託の買付は、スポット(一括)と積立の両方に対応しています。4ステップで完結するスポット買付の手順と、「全部利用」「一部利用」の使い分けを解説します。

STEP1〜4|スポット買付の手順

1

購入したい投資信託を検索・選択

SBI証券のサイトまたはアプリから「投信」→「ファンドを探す」で購入したい銘柄を検索します。NISAのつみたて投資枠対象のファンドを選ぶ場合は「つみたて投資枠対象」フィルターを活用してください。

2

「スポット購入」を選択し金額を入力

ファンド詳細ページから「スポット購入」をタップします。購入金額(円)を入力する画面が表示されます。

3

Vポイント利用を設定

購入画面の「ポイント利用」欄でVポイントを選択します。「全部利用」か「一部利用」かを選択し、利用するポイント数を指定します。ポイントを利用した差額分は現金(登録口座からの引き落とし)で支払われます。

4

内容を確認して発注

購入金額・利用ポイント数・支払金額を確認し、「購入する」ボタンで発注完了です。買付は翌営業日以降に実行されます(ファンドにより異なります)。

「全部利用」「一部利用」の選び方

「全部利用」は保有しているVポイントをすべて使い切る設定です。ポイントを残したくない場合や、少額投資のすべてをポイントで賄いたい場合に向いています。

「一部利用」は使うポイント数を自分で指定する設定です。毎月一定ポイントだけ投資に回しつつ、残りは別の用途(買い物・交換など)に使いたい場合に向いています。どちらを選んでも投資信託の買付には影響しません。

関連:ゼロからわかる投資信託|仕組みや利用するメリットを投資初心者向けに解説

国内株式をVポイントで買う方法

投資信託と同様に、国内株式(現物)の購入にもVポイントを使えます。ここでは3ステップの買付手順と、投資信託との違いを整理します。

STEP1〜3|スポット買付の手順

1

購入したい銘柄を検索・選択

SBI証券の「国内株式」から銘柄コードまたは企業名で検索し、「現物買」を選択します。

2

注文内容を入力・ポイント利用を設定

株数・指値または成行・注文有効期間を入力します。注文画面の「ポイント利用」でVポイントを選択し、利用ポイント数を指定します。

3

確認して発注

注文内容・利用ポイント・支払金額を確認して「注文する」で発注完了です。国内株式は市場の取引時間内に成立します。

投資信託の買付と異なる点

国内株式と投資信託では、買付の仕組みにいくつか違いがあります。

比較項目 国内株式 投資信託
最低購入単位 1株単位(単元未満株対応) 100円から(ファンドによる)
価格決定 リアルタイム(指値・成行) 1日1回の基準価額
積立買付 非対応 対応
NISA成長投資枠 対応 対応

価格がリアルタイムで変動する国内株式と異なり、投資信託は1日1回の基準価額で約定します。長期の積立投資を目的とするならコスト面でも投資信託の方が使いやすく、株式に興味があり銘柄を選びたい場合は国内株式という使い分けが一般的です。

クレカ積立でVポイントを貯めて投資に回す好循環

Vポイントを継続的に投資に回すには、クレカ積立でポイントを貯め続ける仕組みを作ることが効果的です。カード別の還元率・年間試算・Oliveとの組み合わせを解説します。

三井住友カードのクレカ積立でVポイントが貯まる仕組み

SBI証券では、三井住友カードを使ったクレジットカード積立(クレカ積立)に対応しており、積立金額に応じてVポイントが還元されます。毎月の積立は自動で行われるため、ポイントも自動的に貯まり続けます。

通常のカード利用のポイント還元とは別に積立分のポイントが付与されるため、クレカ積立はVポイントを効率よく増やす手段として非常に有効です。

関連:三井住友カード(NL)のメリットは?付与率の強みやおすすめポイントを解説

関連:三井住友カード プラチナプリファードの損益分岐点は?ゴールド、ノーマルクレカとメリットを比較

カード別還元率比較(Olive/ゴールドNL/プラチナプリファード)

クレカ積立で貯まるVポイントの還元率はカードの種類によって異なります。

カード名 還元率(積立) 年会費 特徴
三井住友カード(NL) 0.5% 無料 コスト0で始めやすい
Oliveフレキシブルペイ 0.5%〜1.0%
※条件付き上乗せあり
無料 Olive限定上乗せプランあり
三井住友カード ゴールド(NL) 1.0% 5,500円
(年100万円利用で翌年以降永年無料)
年間ボーナスポイントあり
三井住友カード プラチナプリファード 3.0% 33,000円 積立額が多いほど最も有利

※還元率はSBI証券クレカ積立分。通常のカード利用分は別途還元。Olive上乗せプランは条件あり。最新情報はSBI証券・三井住友カード公式サイトをご確認ください。

月10万円積立の年間ポイント試算

月10万円積立時の年間Vポイント試算(参考)

三井住友カード(NL):還元率0.5% → 年間 6,000ポイント

Oliveフレキシブルペイ:還元率最大1.0% → 年間 最大12,000ポイント

ゴールド(NL):還元率1.0% → 年間 12,000ポイント

プラチナプリファード:還元率3.0% → 年間 36,000ポイント

※年間36,000ポイント=そのままVポイント投資に回せる原資に

※試算はSBI証券クレカ積立分のみ。年会費・諸条件は含まず。

Oliveフレキシブルペイとの組み合わせ

出典:三井住友カード公式HP

Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行の総合口座と一体化したカードで、SBI経済圏の中で最も連携が深い1枚です。住信SBIネット銀行との組み合わせでSBI証券への入金もスムーズに行えます。

Olive限定の上乗せプランを活用すると積立分の還元率が上がる場合があります。SMBC IDとVpass IDの連携が前提となるため、Oliveアカウント開設後に必ず連携設定を済ませておきましょう。

クレカ積立でVポイントを貯め、そのポイントをSBI証券の投資に回す好循環が、SBI経済圏の最大の強みです。VポイントはSBI証券のクレカ積立以外でも貯められます。SBIグループのサプリメントサービス「アラプラス」の利用でもVポイントが付与されるため、日常の健康習慣と資産形成を組み合わせたい方は合わせて確認してみてください。

関連:SBIアラプラスの口コミ・効果を徹底比較【2026年版】ゴールドEX・深い眠り・糖脂ダウン全3製品を解説

メリット・デメリット・注意点

Vポイント投資のメリットと、始める前に知っておくべきデメリット・注意点を整理します。

メリット

  • 現金不要で投資体験ができる

    ポイントだけで買付できるため、投資に踏み出す最初の一歩として始めやすいです。
  • スポット・積立の両方に対応

    一括でも毎月積み立てでもVポイントを使えるため、利用シーンを選びません。
  • NISA口座で使える

    非課税口座の中でポイントを活用できるため、税制メリットと組み合わせられます。
  • クレカ積立との好循環が作れる

    三井住友カードで貯めたVポイントをそのままSBI証券で使えるため、「貯める→投資に回す」好循環がSBI経済圏内で完結します。
  • 1ポイント=1円で使いやすい

    レート計算が不要で直感的に利用できます。

デメリット・注意点

  • 元本割れリスクがある:投資信託・国内株式はいずれも価格変動があります。ポイントで購入した場合でも元本割れが発生する可能性があります。
  • 売却益・分配金は課税対象:ポイントで購入した投資信託・株式から得た売却益・分配金は、通常の有価証券と同様に課税されます。「ポイントだから非課税」ではありません。
  • 対象外の商品がある:外国株式・債券・IPO等はポイント利用の対象外です。利用前に対象商品を確認してください。
  • Vポイントに有効期限がある:失効前に投資へ活用することで、ポイントを無駄にせず済みます。

よくある質問(FAQ)

Vポイント投資についてよく寄せられる疑問をまとめました。

Q1:Vポイント運用とVポイント投資の違いは?

Vポイント運用はポイントをポイントのまま疑似的に運用するサービスで、証券口座は不要です。一方、Vポイント投資はSBI証券でポイントを使って実際に有価証券を購入するため、証券口座が必要で、売却益には課税も発生します。「本物の資産を持ちたい」ならVポイント投資を選びましょう。

Q2:積立買付でもVポイントは使える?

使えます。SBI証券の投資信託積立において、毎月の積立金額の一部または全部をVポイントで充当する設定が可能です。積立設定画面の「ポイント利用」から設定できます。

Q3:NISA口座でもVポイントは使える?

使えます。SBI証券のNISA口座(つみたて投資枠・成長投資枠)でのVポイント利用に対応しています。NISA口座で購入した場合、売却益・分配金は非課税になるため、ポイントと非課税メリットを同時に活用できます。

関連:新NISA特集|つみたて投資のメリットや非課税投資枠拡大の魅力、初心者向けの銘柄選びを解説

Q4:投資信託と国内株式、どちらに使うべきか?

長期の積立投資が目的なら投資信託がおすすめです。100円単位から購入でき、積立買付にも対応しているため少額ポイントの活用に向いています。個別銘柄に投資したい場合は国内株式を活用してください。ポイント数が少ない場合は投資信託から始める方が使いやすいでしょう。

Q5:SBI VCトレードとSBI証券を組み合わせた運用はできる?

SBI証券でのVポイント投資(投資信託・国内株式)と、SBI VCトレードでの暗号資産運用を組み合わせることで、SBI経済圏内での資産形成を一元管理できます。SBI VCトレードでVポイントを直接利用できるかどうかは、公式サイトで最新情報をご確認ください。

関連:SBI VCトレードの評判・特徴を徹底解説|手数料・サービス・口座開設まで

Q6:楽天ポイント投資との違いは?

楽天ポイント投資は楽天証券でのみ利用可能で、楽天カードのクレカ積立で貯まった楽天ポイントを使います。Vポイント投資はSBI証券でのみ利用可能で、三井住友カードのクレカ積立と連動します。仕組みはほぼ同様ですが、どちらの経済圏を使っているかで選ぶのが自然です。

Q7:Vポイントの利用上限はある?

保有しているVポイントはすべて利用できます。「全部利用」を選択すれば保有ポイントを全額充当できます。1回の買付で使えるポイントの上限については、SBI証券の公式サイトで最新情報をご確認ください。

Q8:ポイントで買った投資信託は課税対象になる?

課税対象になります。ポイントを使って購入した投資信託・株式であっても、売却益や分配金は通常の有価証券と同様に課税されます。NISA口座内で購入した場合は非課税の対象となります。なお、ポイント受取時の課税に関する取り扱いは状況によって異なる場合があるため、詳細は税理士にご相談ください。

Q9:ポイント利用をキャンセル・取り消しはできる?

注文が成立(約定)する前であれば取消が可能です。ただし約定後は原則取消できません。投資信託のスポット買付は注文後すぐに処理が始まる場合があるため、注文内容は発注前に必ず確認してください。

まとめ

この記事で解説したVポイント投資のポイントを振り返ります。

この記事のまとめ

  • VポイントはSBI証券で投資信託・国内株式の購入に1ポイント=1円で使える
  • NISA口座・積立買付・スポット買付のすべてに対応している
  • 「ポイント運用」とは異なり、実際の有価証券を保有する。売却益・分配金は課税対象
  • クレカ積立(三井住友カード)でVポイントを貯めて投資に回す好循環が作れる
  • プラチナプリファードなら月10万円積立で年間36,000ポイントが投資原資になる
  • SBI VCトレードとも組み合わせ可能で、SBI経済圏内で資産形成を完結できる

Vポイントを眠らせたままにしているなら、SBI証券の口座を開設してポイント投資に回すことが有効な選択肢のひとつです。まずVポイントサービスの登録と三井住友カードの紐付けを済ませ、次の買付からポイントを活用してみてください。

関連:【最新】資産運用の始め方|NISAから仮想通貨まで初心者向けに解説

注意事項

本記事は2026年4月時点の情報に基づいています。手順・還元率・対象商品などは予告なく変更される場合があります。
投資に関する最終判断はご自身で行い、実際の設定・取引の際はSBI証券および三井住友カードの公式サイトで最新情報を確認してください。

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