- 水曜提出なら7日に採決の可能性
- 民主7議員、改訂案は不十分と協議継続
8月3日上院日程にクラリティー法案なし
米上院が公表した8月3日の本会議日程に、クラリティー法案(デジタル資産市場明確化法)の審議は記載されていない。同日の点呼投票は継続予算決議H.R.6500のクローチャー(討論終結)1件のみで、暗号資産(仮想通貨)専門メディアCryptoSlateが2日報じた。
2026年7月31日時点のクローチャー登録簿にも、同月30日付のH.R.6500申請は載るが、下院通過済みのクラリティー法案(H.R.3633)の記載はない。法案が廃案になったわけではないが、8月10日に迫る休会前の審議日程は不透明なままだ。
元CFTC委員長クリス・ジャンカルロ氏がポッドキャストで発言。米クラリティー法が上院で停滞する中、法案が成立しなくても仮想通貨業界の技術革新は続くと指摘。銀行秘密法による監視強化への懸念や予測市場の規制論点も語った。
休会前の手続き上の選択肢
通常のクローチャー申請は16人の署名で成立し、8月5日(水)に申請できれば7日(金)に審議入りの採決が可能になる。
ただし可決そのものではなく、その後も最大30時間の審議と再度のクローチャーを要する。超党派の特別請願や全会一致の同意なら手続きを早められるが、後者は1人の異議で崩れる。
現在、クラリティー法では倫理規定が争点となっている。改訂案は大統領・議会議員とその配偶者による2029年までの仮想通貨発行を禁じるが、トランプ大統領の子が共同設立した企業は対象外で、違反の摘発は大統領が任命する司法省に一元化される。
もう一つの争点はステーブルコインの利回りだ。米銀行協会は現行案がジーニアス法の金利提供禁止規定の抜け穴になると主張し、仮想通貨プラットフォーム側と対立する。
関連記事:米上院両党、クラリティー法の倫理条項に新たな妥協案 休会まで7日
米上院両党議員がクラリティー法の倫理条項に関する新たな妥協案を30日にホワイトハウスへ送付した。8月7日の休会前に60票を確保できるかが仮想通貨市場の先行きを左右する。



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