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レボリュート攻撃者、6000モネロ要求 当初の1万ビットコイン要求は否認

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • イタリア法執行機関を装い正規メールで情報取得
  • 1万BTCの当初要求は「なりすまし」と否認

偽メール要求と身代金の経緯

レボリュート(Revolut)から流出した顧客データを巡り、「iamnotavillain」を名乗るハッカー集団が16日、身代金として6,000モネロ(XMR、約300万ドル相当)を要求するカウントダウン画面を公開した。支払い期限は24時間で、応じなければ他の犯罪グループへデータを売却すると脅している。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が17日に報じた。

流出の対象は少なくとも680件の顧客アカウントで、パスポートなどの本人確認書類やKYC用の顔写真、仮想通貨の入出金履歴を含む取引記録が含まれるという。攻撃者はFTの取材に対し、ブロックチェーン分析で多額の仮想通貨を保有する利用者を選び、標的にしたと説明した。

関連記事:レボリュート、偽の政府要求でビットコイン履歴など顧客情報開示

レボリュート(Revolut)が、政府機関になりすました偽の情報開示要求に応じ、パスポート画像やビットコイン(BTC)取引履歴を含む顧客情報を開示していたことが判明。要求メールは正規の政府ドメインから送信され、認証チェックも通過していた。

イタリア当局装った手口

攻撃者はイタリアの法執行機関を数か月にわたり装い、政府が運用する認証メールシステム「PEC」を悪用して特定利用者のファイル提出をレボリュートに要求し続けたという。システムへの不正侵入ではなく、正規の照会窓口を通じて情報を引き出す手口だった。

レボリュートはこうした照会に応じ、9月12日に情報流出を公表した。被害規模について同社は詳細を明らかにせず、「限定的」とのみ説明している。680件という数字はFTの取材源によるもので、レボリュートの正式発表ではない。

1万BTCの当初要求は「なりすまし」と否認

身代金の要求額は当初、週末にかけてテレグラム上でビットコイン(BTC)建ての1万BTCという数字が出回っていた。当時の水準で約7.8億ドル相当に上る。なお、当初テレグラム上で出回った1万BTC要求について、同集団は自分たちの発言ではなく「なりすましまたは元関係者によるもの」と主張している。

イタリア語圏の一部報道では、攻撃者がイタリアの法執行関連ファイル約147ギガバイトを保有していると主張しているが、この点は未確認で、イタリア当局も警察システムへの侵入を認めていない。

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