米大手仮想通貨決済企業BitPay 年内XRP(リップル)対応に
- BitPayがXRPをサポートへ
- BitPayはXpringと提携し、2019年末までにリップル(XRP)のサポートを開始する。IT最大手Microsoft等のグローバルな販売店の決済にXRPを利用することが可能になる。
BitPayがXRPをサポートへ
米大手仮想通貨決済サービス企業BitPayが、2019年末までにリップル(XRP)のサポートを開始することが分かった。
BitPayはリップル社の投資部門「Xpring」とパートナーシップを締結し、自社のプラットフォームでXRPを利用することが可能になるという。サポートが開始すれば、提携する企業や小売店でXRPでの支払いができるようになる。
BitPayのプロダクト責任者Sean Rolland氏はXRPについて、「処理が速く、コストが抑えられる決済手段だ。スケーラビリティも高い」と説明している。
今回のパートナーシップによってBitPayのウォレットユーザーも同社のプリペイドカードと合わせて、XRPの所有や決済の利用が可能になる。
BitPayは先月、イーサリアム(ETH)のサポートを発表したばかりだ。その他にも、ビットコイン(BTC)やビットコインキャッシュ(BCH)に加え、サークル社が発行するUSDC、ジェミニドル(GUSD)、Paxos Standard Token(PAX)の3つのステーブルコインにも対応している。
BitPayは昨年、IT最大手Microsoftや米ファンタジースポーツプロバイダー大手のFanDuel等のグローバルな販売店を通し、10億ドル超(約1072億円)の決済を処理した。仮想通貨による支払いの規模はまさに拡大しつつある。
BitPayのCEOのStephen Pair氏は同社の事業について、「BitPayの企業向けサービスはこれからも急速に成長する。世界の多くの地域で、銀行の電信送金よりも安く、速いソリューションを提供していく」と語っている。
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