カナダの資産運用企業、ビットコインファンド提供へ前進 年末にも取引開始か
新たなBTCファンド提供へ
カナダの資産運用企業3iQ社は28日、規制に準拠したビットコイン(BTC)ファンドを提供するため、当局に目論見書を提出したと発表した。
同社の発表によれば、本金融商品はクローズドエンド型で、ビットコインへ投資ができ、利益は米ドルに換算した日々の価格変動に基づく。認可が取得できればトロント証券取引所に上場する予定で、早ければ2019年末には取引を開始できると見込む。
仮想通貨という新しい商品を扱うファンドは増加傾向にある。米大手仮想通貨ファンド「グレースケール」のビットコイン投資信託(GBTC)もその中の1つだ。GBTCはOTC市場で取引され、ETF(上場投資信託)に似た特徴を持つ。欧州では、フィンテック企業Amunが、3iQの商品に似た仮想通貨の上場取引型金融商品(ETP)を複数提供している。
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今回の商品に3iQ社は何年も取り組んできたという。オンタリオ証券委員会とは3年間、ローンチに向けて協業してきたという。今年10月に、3iQ社はオンタリオ証券委員会が本商品を初期承認したことを発表していた。
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