仮想通貨LTC、ミンブルウィンブル導入のテストネットは「夏の終わり」
ミンブルウィンブル実装の進捗状況
仮想通貨(暗号資産)ライトコイン(LTC)にミンブルウィンブルを導入したテストネットのローンチは、夏の終わりになる見通しであることが分かった。
ミンブルウィンブルは、プライバシー機能とスケーラビリティ改善のためのプロトコルである。今回の見通しは、ミンブルウィンブルを採用する仮想通貨Grinの開発者で、LTCに本機能を実装するDavid Burkett氏が明かした。
LTCにミンブルウィンブルを導入することをライトコイン財団が提案したのは昨年10月。その後12月には、LTCの開発者チャーリー・リー氏が、ユーチューブの仮想通貨トーク番組「Magical Crypto Friends」で、ミンブルウィンブルについて説明している。ユーザーからの質問にも答えた。
今回Burkett氏はローンチ時期の発表と同時に、作業完了の正確な日付を伝えることに対する不安を明かした。「ブロックチェーンのソフトウェアは難解で、開発に時間もかかり、予想が難しい。中途半端な締切を設けると、急いでしまって欠陥やセキュリティの脆弱性を生みかねない」と説明している。
テストネットではミンブルウィンブルの他に、ブロックと取引の認証に関するルール、マイニングや基本的なP2Pメッセージ機能なども実装される予定だ。Burkett氏は、テストネットのローンチには、ユーザーが利用を試せるGUI(Graphical User Interface)ウォレットは含まれていないことを強調している。
参考資料 : Litecointalk Forum
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