人権財団、BTCPayサーバー経由でビットコインの寄付を可能に

人権財団、BTCPayからビットコインでの寄付が可能に

ニューヨークを拠点とする非営利のチャリティ団体「人権財団(HRF)」は、オープンソースの決済プロセッサー(サービス)BTCPayサーバーを介したビットコイン寄付の受付を開始した。

HRFの最高戦略責任者Alex Gladstein氏は、同財団は2014年より、ビットコインの寄付を受け付けてきたが、決済プロセッサーを利用するのは初めてだという。

BTCPayサーバーは寄付者のプライバシー保護に役立ち、ユーザー情報を収集し利用するような中央管理者を持つこともない、さらにはうまくカスタマイズすることが可能だ。

財団は、ビットコインのほか、イーサリアムやモネロ(XMR)やZキャッシュ(ZEC)といった匿名性に特化した仮想通貨(暗号資産)の寄付を受け付けている。

Gladstein氏は去年の12月、The Blockのポッドキャストで、ビットコインは人権擁護者にとってより良い未来を作り出そうとしており、当初考えられていたより人権に大きなインパクトを及ぼしうると発言している。

お金へのアクセスや、お金の発行を非中央集権化しようとする試みは非常に強力で、特に私たちは全てのお金が電子化されるキャッシュレスの未来へと進もうとしているため、それは顕著だ。

参考:HRF

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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