Bitfinex、2.8億ドル仮想通貨のヘッジファンドを上場 機関投資家マネーの流入に期待

仮想通貨のヘッジファンド上場

仮想通貨(暗号資産)取引所Bitfinexが初めて、仮想通貨のヘッジファンドを上場した。

16日の公式発表によると、本ヘッジファンドは2億8000万ドル(約300億円)の規模で、適格投資家のみが対象だ。Bitfinexの技術責任者Paolo Ardoino氏は、最低投資額は1000万ドル(約10億6300万円)と説明している。

本ヘッジファンドはバハマを拠点にするFulgur Alphaの商品で、絶対収益型のタイプだ。絶対収益型とは通例、市場の状態に関係なく着実な利益を得られるように設計されており、保守的な投資家に最も適している。

本ファンドの資産はカストディ企業のDelchain Limitedが保有し、運用はDeltec Fund Servicesが行う。Ardoino氏は「Bitfinexが取引の場を提供し、カストディや運用を別々の企業が行うのは、従来のヘッジファンドと同じモデルにしている」と説明した。

Ardoino氏によると、適格投資家からヘッジファンドまで、Bitfinexには大口投資家のアカウントが数多く登録されているが、このような規模のファンドを上場するのは初めてだという。

Delchain Limitedの運営幹部は本ファンドについて、「これは特別なサービスだ。機関投資家による仮想通貨投資の好事例になる。必要とされる流動性やカストディソリューションを活用することができるだろう」と語った。

また、本ファンドは現在、イランや北朝鮮といった制限地域だけでなく、米国やバハマ在住の投資家も対象外となっている。

今後もBitfinexは、Fulgur Alphaのフレームワークを取り入れ、さらにファンドを上場する計画だ。Ardoino氏は「この動きは2020年から2021年にかけて加速すると思う。投資家保護を保証できるようになるし、管理もしやすい」と語った。

最後に、現在の業界傾向をこのように説明した。

今年は仮想通貨のカストディサービスの統合を望む声が多い。この需要はカストディ企業がより多くの仮想通貨関連のファンドを提供することにつながる。

また専門的な取引所におけるファンドの取引が望まれながら、従来の市場保護も求められている。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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