「約1万円」から仮想通貨の貸付可能に コインチェックの貸仮想通貨サービス
Coincheck貸仮想通貨サービス、1万円から貸付可能に
国内大手仮想通貨(暗号資産)取引所コインチェックは、貸仮想通貨サービスの最低貸付量を「10万円から1万円相当の仮想通貨に引き下げる」と発表した。サービス利用のハードルを下げる狙いだ。
貸仮想通貨(レンディング)サービスとは、自分の保有している休眠状態の通貨を取引所に一定期間預けることで、貸付金利を得るサービスのこと。仮想通貨の短期売買などトレーディングを行う予定がなく、中長期的な保有を考えている場合、レンディングを活用して保有量を増やす運用方法としての選択肢にもなる。
仮想通貨のレンディングサービスは、国内でコインチェックやGMOコイン、birbankなどがサービスを提供しているほか、バイナンスなどの国外取引所でも盛んに行われているサービスだ。
貸付プラン
- 14日間(年率1.0%)
- 30日間(年率2.0%)
- 90日間(年率3.0%)
- 180日間(年率4.0%)
- 365日間(年率5.0%)
貸出しに対応する仮想通貨の銘柄は、コインチェックが現在取り扱っている全12銘柄。募集する銘柄はそのタイミングで異なるが、LSK・XEM・QTUM・ETC・FCTの5銘柄が、180日間(年率4.0%)と365日間(年率5.0%)の貸付プランで、現在貸し手を募集している。(14日執筆時)
最低貸付量を引き下げることにより、少額の利用者でも容易に参加することができ、取引せずとも保有通貨を活用できるメリットがある。
参考:コインチェック
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します