金持ち父さん著者「コロナ危機で『米ドル』衰退を招けば、仮想通貨ビットコインは真価を発揮する」

キヨサキの予想、米ドル弱気相場

「金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキは、米ドルが弱気相場になれば、ビットコイン、金および銀は最終的にパラボリックな(放物線を描くような)上昇をする公算が高いと予想した。

米FRBおよびトランプ政権による、新型コロナ対応の金融緩和措置について、ビットコイン、金、銀こそ真価を持つとの見解を改めて示した。

コロナはビットコイン・金・銀にはもってこいな経済危機だ。

米国政府は10兆の偽米ドルを印刷し米経済を救おうとしている。FRBは10兆ドルを印刷してシャドーバンクを救おうとしている。

現時点では、米ドルは現在強気相場だ。しかし、米ドルの弱気相場が始まれば、金と銀、ビットコインはパラボリックになるだろう。今の最高の投資になる。

ビットコインと金の相関性は、歴史的には強くなかったものの、これまでの3ヶ月の間、一定の関係が見られている。特に金地金の店頭販売価格は13日に、40年ぶりに最高値を更新し、主要な販売店で1グラム6513円と記録した。

出典:Skew

キヨサキは先日SNSでも、米政府の大規模経済刺激策による将来的なハイパーインフレリスクを強く懸念し、法定通貨を貯金するのではなくゴールドやビットコインをポートフォリオに組み込むべきだと主張していた。

これに類似した意見として、BitMEXのCEOも先日示した。アーサー・ヘイズCEOはコロナ危機が世界金融システムを根本的に変える要因と指摘し、大規模なインフレが発生してしまう懸念があるとした。

政府と中央銀行によるコロナ対策で無限に近い法定通貨が流通する一方、生産性の低下による商品の供給不足となれば、世界がいずれインフレに陥ると試算し、「デジタル金融と富の保護が融合した鍵はビットコインだ」と論じた。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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