米リップル社、ローンサービス提供へ事業拡大か
ローンサービスの責任者を募集
米リップル社が、ローンサービス提供に向けて事業拡大を計画していることが分かった。
現在リップル社は、ローンサービスの責任者を募集。求人内容から特に、国際送金ネットワーク「リップルネット」の新規顧客や顧客となる見込みのある企業に、運転資金を融資するサービスを計画しているとみられる。
新事業の詳細はまだ明らかになっていないが、リップル社は協業する金融機関が多いことから、サービス内容にも期待が高まる。またブロックチェーンを活用すれば、借入までの時間短縮や業務効率と透明性の向上も期待できる。
今月に入り、リップル社は金融通信メッセージの国際規格である「ISO20022」の標準化団体に加盟したことが分かった。金融領域において、グローバルな相互運用性を高める取り組みも行っている。
なお本サービスに仮想通貨(暗号資産)リップル(XRP)が利用されるかはまだ不透明だ。
参考資料 : リップル
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します