分散型取引所Uniswap、イーサリアム(ETH)のガス消費量でテザー超え
UniswapがETHガス消費量でUSDTを上回る
分散型取引所Uniswapの過去30日間におけるイーサリアム(ETH)ガス消費量が、USDT(テザー)を上回っていることがわかった。
Uniswapのユーザーは699万ドル(17700ETH)を取引手数料(ガス代)として払っているのに対し、テザー(USDT)では639万ドル(16100ETH)となっている。
Uniswapの取引高拡大
Uniswapとは、2018年年末にメインネットを開始し、イーサリアムブロックチェーン上に構築された分散型取引所のこと。Uniswapの主な機能はスワップ、送金、プールの3つがあり、それぞれ交換、送金、流動性提供の役割を担っている。
Uniswapは、管理者のいない形態で運営されるDEX形態のひとつであるが、その躍進は止まらない。先月には、日間出来高で日本国内の従来型(中央集権型)取引所の出来高をも上回った。
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今月11日には、大手仮想通貨取引所バイナンスCEOのCZ氏が、仮想通貨ニュースを配信するYoutubeチャンネル「Boxmining」にゲストとして登場し、DeFiへの注目について語ったことも注目を集めた。
DeFiは、本当に革新的な領域だ。
当初、DeFiといえばコインを貸すことをイメージしていたが、今では流動性を提供するためにコインを貸すようになった。流動性が改善されれば、人々はより多くの取引を簡単に行うことができるようになる。自動マーケットメーカーは面白い発明であり、そのような側面は今後も残るだろう。
DeFi(分散型金融)人気に火がつく前から、すでにイーサリアムのガス代の上昇は始まっていた。その原因として、イーサリアム上で発行されるステーブルコイン、特に人気の高いテザーが槍玉に挙げられるほど、ガス消費量はテザーが群を抜いていた。
テザーは、現在の総発行量約130億USDTのうち、65%にあたる85億USDTをイーサリアムベースで発行している。直近では、10億USDTをトロンからイーサリアムに移したばかりだ。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します