仮想通貨市場の全体時価総額、初の100兆円突破
100兆円市場
仮想通貨(暗号資産)データサイトCoinGeckoによると、ビットコイン、及びアルトコインを含む、仮想通貨市場全体の合計時価総額が、初めて100兆円を超えたことがわかった。
約3年前(17年末〜18年1月)における仮想通貨バブルで記録した過去最高値=約87兆円を大幅に更新した。
時価総額1位のビットコインを初めとする規模の大きいラージキャップ銘柄だけでなく、ミドルキャップ銘柄も多くが続伸し、一部は過去最高値を更新するなど、時価総額増加に寄与している。
株式、ゴールド、コモディティなどすべての金融資産の時価総額比較データを提供する「8marketcap.com/」によると、ビットコインは11位にランクインした。
現時点で、ビットコインの時価総額6,887億ドルは、ゴールド(金)の時価総額12.2兆ドルの約5.6%(約1/18)であり、伸びしろを指摘する有識者も少なくない。株式市場の時価総額との単純比較はできないが、すでに中国最大手のアリババやBerkshire Hathaway、Visaなどの時価総額を上回った。
なお、仮想通貨市場で時価総額2位のイーサリアム(ETH)は、世界の金融資産94位にランクインしている。
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