バイナンス、イーサリアム2.0に向けた新取引サービスを開始

BETH取引開始

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスが、イーサリアム2.0のステーキングに関連する代替トークンの取引を開始することを発表した。

取引ペアは、BETH/ETHで、日本時間29日21時より開始する。

「BETH」は、バイナンスが昨年12月より提供しているイーサリアム2.0のステーキングサービスに預けたETHを1:1で分配される代替トークンだ。2.0のフェーズ2(約2年間)が開始したあとETHに還元できるように、ステーキングにETHを預けたユーザーは、その証明としてBETHを受け取る。また、ステーキング報酬においても、ユーザーは毎日「BETH」で受けることができる。

BETHの開始は、ロックアップ期間を伴うETH2.0のステーキングに対し、代替トークンを付与することで、ユーザーがETHを預けることによる機会損失を抑えることができる点としても注目されている。

「イーサリアム2.0(セレニティ)」のコアにあたるビーコンチェーンは昨年12月1日に正式ローンチされた。現在は、フェーズ0段階で稼働しており、ETHのステーキング(デポジット)を受け付けている。

最新のデータ によると、デポジットコントラクトは現在、2,846,338ETHを預かっており、その金額は約3,800億円に及ぶ。

関連次世代イーサリアムで報酬を得る「ステーキング」手順を解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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