米DCGの子会社Foundry、北米に大規模仮想通貨マイニングプールを正式ローンチ 

北米から世界的なマイニング拠点目指す

ブロックチェーン・暗号資産(仮想通貨)投資で米最大手のデジタル・カレンシー・グループ(DCG)の子会社Foundryが「Foundry USA マイニングプール」を公式に立ち上げると発表。

Foundry USAプールは、ビットコイン(BTC)またはビットコインキャッシュ(BCH)をマイニングしたい機関投資家に開放される。これまで数カ月間、プライベートベータ版で運用されていたが、正式に顧客に門戸を開く形だ。

このマイニングプールは、Full-Pay-Per-Share(FPPS)方式で、マイニングマシンをプールに接続するマイナーにブロック報酬とトランザクション手数料を支払う。マイナーは、ハッシュレートへの貢献に基づいて、これらの報酬を受け取れる。

FPPS方式は、マイナーがあるブロックの生成に関する承認作業を行った量に基づいて報酬を支払うもの。実際にブロックが生成されなくても報酬を払うことになるためマイニングプール側にはリスクがあり、大きな資金力のあるプールに限られた方式だ。

プレスリリースによると、Foundryのプールは親会社のDCGの支援も受け、FPPS方式を実現させた。ユーザーに安定した支払いを保証する。さらに、高セキュリティのカストディ、ビットコイン担保のレンディング、ビットコインによる利回り収益など様々なサービスも提供するという。

マイニング能力拡大中のBlockcap

現在、マイニング・ブロックチェーンテクノロジー企業BlockcapがFoundry USAプールでビットコインのマイニングを開始していることも発表された。最新世代のマイニングマシン約10,000台をプールに設置しており、約910ペタハッシュ/秒(PH/s)以上の計算能力がプールに追加された格好だ。

BlockcapのDarin Feinstein会長は、次のように語る。

このマイニングプールは米国で誕生し、そこに拠点を置き、世界最大のマイニングプールと比べても遜色ない報酬を機関投資家に提供するものだ。北米を仮想通貨マイニングの世界的中心地にするという当社の使命を考えても、このプールを選択したのは自然な流れだった。

Blockcapは2020年に創設され、2020年度末までには、すでに約1エグザハッシュの処理能力を備えていた。これは、当時のビットコインネットワーク全体のハッシュ能力のうち、約0.75%に相当する。

現在Blockcapは、約10,000台の最新世代マイニングマシンを保有。さらに最近、Bitmainから10,000台、Canaanから新たに8,400台を購入する発表を行った。

これらのマシンが配備された暁には、世界的に見てもFoundry USAプールの地位が強化される見込みだ。

Foundry USAプールは、これまで中国を拠点とするマイニングプールによって占められていた、ハッシュレート上位5つのプールの中にランクインすることを目標にしているという。

出典元:BTC.com

BTC.comによると、過去1週間の上位5位は「F2Pool」「Poolin」「BTC.com」「Binance Pool」「AntPool」であり、いずれも中華系マイニングプールだ。Foundry USAプールは全体の1.8%のシェアで、現在11位にランクインしている。

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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