世界の名作が集まる「サザビーズ」オークション、NFTアートを競売へ

サザビースもNFT競売へ

世界的オークション会社サザビースも、NFT(非代替性トークン)を活用したアート作品をオークションで取り扱う予定だ。大手クリスティーズに続き、NFTが既存のアート業界へと進出しつつある。

サザビースは、「Pak」という匿名アーティストの作品を出展する。

「Pak」は、最新のランキングでは、5位に位置するクリプトアーティスト。1位は先週クリスティーズのオークションで6,940万ドルで落札されたNFT作者のBeeple氏がいる。Pak氏の、総売上は約13億円(12,382,970ドル)に及び、昨年12月には、一月で1億円(100万ドル)を売り上げたことでも話題になった。

Pak氏が1億円を売り上げた1月当時、「The Gift」というNFT作品に関するツイートに対し、サザビースが興味を示すコメントを投稿しており、当時より水面化で話が進んでいた可能性を指摘する見方もある。

サザビースのオークションについて

現時点では海外メディアの報道ベースで、サザビースもPak氏も予定されるNFTオークションの詳細については言及していない。

CNBCの金融番組Squawk Boxに出演したサザビースのStewart CEOは同オークションについて、「買い手がPak氏の一つの作品に対して、複数のトークンを買うことができる」との言及に留め、今後より多くの関連情報を公開する予定だとして、これまでのNFT競売とは異なる形式になる可能性を示唆している。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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