「アサシンクリード」製作の仏大手ゲーム会社、仮想通貨テゾスのステーキングに参加

仏UbisoftがXTZステーキングへ

アサシンクリードなど人気ゲームを開発してきた仏Ubisoft(ユービーアイソフト)が、暗号資産(仮想通貨)テゾス(XTZ)のステーキングに参加することが分かった。

ユービーアイソフトは、正式な「Baker(ベーカー)」となることでトランザクションを検証し、それらをテゾスのブロックチェーンに追加する役割を担う。(テゾスでは、ステーキングによる検証を実施することを「ベーキング」と呼ぶ) ベーカーは、そのステーク量に応じて、テゾスネットワークの更新案に投票するなどガバナンスに参加することも可能だ。

ユービーアイソフトは、テゾスのコンセンサスシステムに加わることで、このテクノロジーが「ゲームの未来」におよぼす可能性を長期的に探る予定だという。

同社のブロックチェーン事業責任者Nicolas Pouard氏は、「当社はブロックチェーンがゲームプレイヤーと開発者の両方に、新しい可能性をもたらすと信じている」と公式発表の中で述べた。

また、テゾスが消費電力の多いPoW(プルーフオブワーク)ではなく、PoS系に基づいていることを背景として次のように続ける。

この取り組みは、PoSアルゴリズムのおかげで、環境にやさしいアプローチに沿ったエコシステムでイノベーションを追求することを可能にするものだ。

NFT分野にも進出

テゾスのステーキングにあたっては、テゾス開発関連会社Nomadic Labsがユービーアイソフトに協力している。Nomadic LabsのMichel Mauny社長は以下のようにコメントした。

ユービーアイソフトは、ブロックチェーンに関心を示した最初の大企業のひとつであり、何年にも渡って、いくつかのブロックチェーンプロトコルをテストしてきた。私たちのエコシステムにユービーアイソフトを迎えられて嬉しく思っている。

Mauny社長が言及したように、ユービーアイソフトはテゾスの他にも様々なブロックチェーンプロジェクトを探求している。

昨年12月、同社はイーサリアム(ETH)ブロックチェーンを用いたゲームAxie Infinityが新しいサイドチェーンのテストネットを立ち上げた際、そのバリデーター(チェーンに登録されるデータの内容が正しいかを検証する)の一つになった。サイドチェーン自体は、イーサリアムネットワークが混雑した場合の影響を緩和し、ゲーム体験の高速化を目的とするものだ。

また、ユービーアイソフトはNFT(非代替性トークン)の世界にも乗り出している。3月にはNFTプラットフォームSorareと提携して、バーチャルサッカーゲーム「One Shot League」をローンチした経緯がある。

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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