仮想通貨取引所OKCoinJapan、オーケービー(OKB)新規取り扱いを発表

OKCoin Japan、新規銘柄を発表

国内暗号資産(仮想通貨取引所)OKCoinJapanは6日、21年6月以降にオーケービー(OKB)の取り扱い予定を発表した。OKBの取引ペア提供は国内では初の事例となる。

既にOKCoinJapanの提供する仮想通貨は以下の銘柄だ。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ライトコイン(LTC)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)

またOKCoinJapanは来週11日から仮想通貨XRP(リップル)とリスク(LSK)の取り扱いを発表していた。1⽇(⽕)16時から現物取引サービスの提供を開始する。

なお、XRPとLSKに関しては入庫の受付は既に4月27日から開始していた。

関連:仮想通貨取引所オーケーコイン・ジャパン、XRPとLSKの取り扱いを発表

OKBの取り扱いの詳しい日程は明かされていないものの、6月以降の新規上場を予定している。OKBの取り扱いが開始すれば、OKCoinJapanの取り扱い銘柄は8つになる。

仮想通貨OKBとは

OKBは、スマートコントラクトの共通規格であるイーサリアム基盤の「ERC-20」基軸の仮想通貨だ。OK Blockchain財団の発行するユーティリティトークンで、6日時点では時価総額60位にランクインしている。

OKBの発行枚数は3億枚。公式サイトによれば、仮想通貨取引所OKExの現物取引手数料の収益を用いてOKBを買い戻している他、3ヶ月毎に一定量がバーン(焼却)アドレスに送られアクセス不能になるトークンエコノミーシステムを持つ。

出典:OKEx

当初、OKBは発行上限10億枚に設定されていたが、20年2月に独自DEX(分散型取引所)のOKEx DEXをOKChainブロックチェーン上でテストローンチした際、未発行の累計7億OKBをバーン(焼却)した。そのため、現在の発行枚数は3億枚となっている。

長期的には、仮想通貨OKB保有者にOKChain上のネイティブトークンである「OKT」を配布するとしている。

関連:中国大手仮想通貨取引所OKEx、分散型取引所をテスト公開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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