ドーシー氏、マスク氏らが鼎談へ ビットコインカンファレンス「The ₿ Word」
『The ₿ Word』、錚々たる面子が参加
仮想通貨業界のロビー団体「Crypto Council for Innovation」(CCI;仮想通貨イノベーション評議会)が米時間7月21日(日本時間22日午前1時〜)に開催する、ビットコイン(BTC)に焦点を当てるカンファレンス「The ₿ Word」への参加メンバーが明らかになった。
スクエア社などが主導するこの大型イベントで、ツイッター社のジャック・ドーシーCEO、テスラ社のイーロン・マスクCEO、および大手ヘッジファンドARK Investのキャシー・ウッドCEOは鼎談することが決まったという。
ドーシーCEOが率いる決済企業スクエア社とテスラ社はビットコインを保有する上場企業で、ARK Investのほうは、ビットコインとイーサリアムの投資信託のほか、スクエアやコインベース、テスラの株式を大量に持っているといった背景がある。
また、それら三名のほか、CoinMetricsのNic Carter会長、BlockstreamのAdam Back CEO、OKCoinのHong Fang CEO、ChainalysisのPhillip Gradwellチーフ経済専門家など、複数の業界著名人もプレゼンテーションを行う予定だ。
「The ₿ Word」の開催について、ドーシー氏が初めて言及したのは、6月25日。当時、イベントに関心を示したマスク氏はドーシー氏の招待に対して、「ビット・キュリアス(ビットコインに関する内容)なら、やりましょう」と返答した経緯がある。
The ₿ Word
The ₿ Wordというカンファレンスでは、ビットコインがメインストリームに浸透するために、機関投資家の採用方法や、ビットコインの利点、実用的なユースケースなどを中心に説明することが予定されている。
このイベントを共催する団体・企業には、スクエア、ARK Invest、Paradigm(仮想通貨投資企業)の3社のほか、金融サービス大手Fidelity Investments、スクエア、仮想通貨取引所コインベース、Paradigmらが共同で設立した『仮想通貨イノベーション評議会』も含まれている。
この評議会は政策立案者(ポリシーメイカー)へのロビー活動を主な目的として規制当局や市民に有益な情報提供を行い、誤った情報を正していくとしている。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します