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マスク氏も関心か 仮想通貨業界団体、7月にビットコインのイベント開催へ 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン・イベント

米EV大手テスラ社のイーロン・マスクCEOが再び暗号資産(仮想通貨)に関する投稿にコメントした。

ツイッター社のジャック・ドーシーCEOは25日、7月下旬から機関投資家向けに開催されるビットコイン(BTC)に関するイベント「The ₿ Word」について投稿。

何よりもビットコインの開発コミュニティが大事だ。より多くの企業や機関が参入する中、我々は皆、ビットコインの完璧なオープン・ソースな開発が守られ、これを広めていきたいと考えている。

この日は、そのための教育と行動に焦点を当てている。

ドーシー氏の投稿にマスク氏は「バイキュリアス? あ、なるほど。ビットコインか」とコメント。その後ドーシー氏もマスク氏に返答し、「イベントで二人で話そう」と答えた。

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「The ₿ Word」とは

「The ₿ Word」は仮想通貨業界のロビー団体「Crypto Council for Innovation」(CCI;仮想通貨イノベーション評議会)が7月21日に主催するイベント。投資大手ARK InvestやSquare社、Paradigmなども共催するイニシアチブで、ビットコインに関する利点や実用的なユースケースを紹介する予定だという。

イベントの登壇内容は後日、公式サイトで視聴可能となる予定で、そのほかにも投資家向けに機関投資家にとってのビットコインの役割やメリットに関するコンテンツも公開する。

The ₿ Wordについて、ARK InvestのCathie Wood CEOは「ビットコインを採用する次の波が迫る中、ステークホルダーはネットワークを支え、維持するために積極的な役割を果たすべきだと考えている」とコメント。

また、Paradigm社の共同設立者であるMatt Huang氏は以下のように述べた。

ビットコインは金融面のアクセスと機会を増やすため、世界にプラスの影響を与えているが、そのネットワークを強力にする複雑さ故に、最初は理解し難い部分も多い。

このイニシアチブを通じて、投資コミュニティや政策立案者にとって、今がいかに変革の瞬間であるかを理解する助けとなることを願っている。

CCIは4月にローンチしたばかりの新たな業界団体。金融サービス大手Fidelity Investments、決済サービスのSquare、仮想通貨取引所コインベース、投資企業Paradigmらが共同で設立した。団体の主な目的の一つは政策立案者(ポリシーメイカー)へのロビー活動で、規制当局や市民に有益な情報提供を行い、誤った情報を正していく狙いがある。

関連:コインベースやフィデリティなど米国の4企業、仮想通貨業界団体設立

続報:ドーシー氏とマスク氏が対談へ

ドーシー氏は上述された投稿の中で、マスク氏を『The ₿ Word』に招待し、二人で対談することを提案。マスク氏は提案に対して「ビット・キュリアスなら、やりましょう」と返答した。

テスラ社は5月12日、マイニングに利用する消費電力に主に化石燃料が利用されていることを懸念し、ビットコインを利用した電気自動車(EV)などの購入手続きを一時停止したと発表した。しかし、6月14日に、マスク氏はクリーンエネルギー使用率が50%に達したタイミングで、テスラ社で一時的に停止した決済再開の許可を行うと言及していた。

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業界はマスク氏がビットコインマイニングのエネルギー消費について誤解していると指摘したが、機関投資家や企業が仮想通貨・ブロックチェーンのカーボン排出を正しく理解することが今後業界の発展にとって必要不可欠であることから、ドーシー氏とマスク氏の対談内容はコミュニティに注目されると言えるだろう。

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