WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

イエレン米財務長官、ステーブルコイン規制を促す 米政府の討論会で

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ステーブルコイン規制、急務に

米時間19日に行われた「金融市場における大統領作業部会」によるステーブルコインの討論会で、イエレン米財務長官は米金融規制当局の責任者たちに、ステーブルコイン規制の策定を促した。

討論会には、SECのゲンスラー委員長、CFTCのベーナム委員長、FRBのパウエル議長のほか、および通貨局のトップや連邦預金保険公社の会長などさまざまな重要関係者も参加している。

ステーブルコインとは

ステーブルコインは暗号資産の一種で、BTCやETH、XRPなど変動性のある資産と違って、米ドルに裏付けられその価値($1)を保つことが目的だ。米ドルの裏付けによるステーブルコイン(USDT・USDC)のほか、DAIやUSTといったアルゴリズムを利用するステーブルコインもある。

▶️仮想通貨用語集

会議の内容は、財務省が読出し(リードアウト)を公開。イエレン財務長官は、「適切な米国規制フレームワークの確立が急務だ」と強調している。

読出しによると、「1. 討論会でステーブルコインのユースケースや可能性のあるリスクが検証された」、「2. 現在のステーブルコインの米規制フレームワークや、規制ギャップに向けた開発勧告などに関する、財務省スタッフによるプレゼンも行われた」という。

財務省が具体的にいつ規制関連の勧告を公開するか、またはSECやCFTC、連邦準備銀行とどのように連携するかは現時点では明らかにしていないが、グローバルネットワークで拡大する決済向けデジタル通貨を規制する必要性が迫っていることが強調された格好だ。

現在米連邦レベルではステーブルコインへの規制や関連法律がなく、発行企業は主に州による資金移動業などの規制に準じて運営している。

先週、パウエル議長は下院公聴会で「仮にステーブルコインが決済領域における重要な手段になる場合は、適切な規制枠組みは必要だ。しかし規制が存在していない」などと指摘。中央銀行がデジタル通貨発行を検討する中で、民間発行のステーブルコインに関する規制などに関するリサーチレポートを公開する予定があることにも言及していた。

米FRB・イェール大学レポート

討論会が開催される直前に、米イェール大学と連邦準備制度理事会(FRS)のエコノミストらはステーブルコインの発行に関する論文を発表している。

論文でエールの経済学者らの執筆者らは民間企業が発行するステーブルコインを「山猫」に例え、18世紀に米国の商業銀行が独自で発行した「民間銀行紙幣」と酷似していると指摘し、米FRBはCBDC(中銀デジタル通貨)の普及を促す方法として、民間発行型のステーブルコインに課税することでテザー(USDT)やディエム(Diem)などの利用に制限をかけ得る案を提唱している。

レポートに関するより詳しい内容はCoinPostの記事でまとめられている。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/30 金曜日
12:15
ポリゴンの決済ソリューション「オープン・マネー・スタック」、ソラナに対応
ポリゴンは、オープン・マネー・スタックが仮想通貨ソラナのブロックチェーンに対応したことを発表。ソラナ上の企業にとってどのようなメリットがあるのかなどを説明した。
11:10
26年ブロックチェーン収益28%減へ、予測市場とRWAは伸長=調査
仮想通貨投資会社1kxの年次レポートで、2026年のブロックチェーン収益は前年比28%減の約990億ドルと推計された。予測市場やRWA取引が伸び、機関投資家と実体経済に由来する収益が全体の3割に達した。
11:00
米フランクリン、配当をビットコインに再投資するETF2本を上場へ
フランクリン・テンプルトンは29日、米国株と仮想通貨ビットコインを組み合わせ、配当をビットコインに再投資する2本のETFをナスダックに上場すると発表した。株式95%、ビットコイン5%で運用を始める。
10:34
ビットコインノード停止の脆弱性をAI発見 Windows・macOSに影響
ビットコインの主要ノードソフトBitcoin Coreが、Windows・macOSなどで動くノードを停止させうる脆弱性を公表した。修正版は配布済み。LLMによる自動スキャンが見つけ、5日で公表に至った経緯を伝える。
09:58
JPYSC発行のSBI新生信託銀行、暗号資産信託会社を12月に吸収合併
SBIホールディングスとSBI新生銀行は29日、円建てステーブルコインJPYSCを発行するSBI新生信託銀行と、暗号資産信託を手がけるSBIクリアリング信託の合併を発表した。12月31日付の予定で、両社の信託・カストディのノウハウを集約する。
09:45
ムーディーズ、リップルのステーブルコインRLUSDに『A2』格付けを付与
米格付け大手ムーディーズが、リップル子会社発行の仮想通貨ステーブルコインRLUSDに投資適格のA2を付与した。適格な機関投資家は2営業日以内に額面で償還でき、破産時のリスクにも言及した。
09:30
三井住友FGとSBI、ステーブルコインで資本提携へ=日経
三井住友FGとSBIホールディングスがステーブルコインの活用で資本業務提携すると日経が報じた。出資先はSBIとスターテイルの合弁会社。円建てステーブルコインJPYSCや3メガ銀の共同発行など、両社の取り組みを整理する。
09:00
ZK証明のBoundless、拒否応答を外したAIを審査制で提供
ZK証明ネットワークを運営するBoundlessが、拒否応答を抑えたAIモデルをセキュリティ研究者に審査制で提供開始。第一弾はDeepSeek V4.1 Flash 1017の改変版。悪用リスクへの対応やZKCトークンとの関係も整理する。
08:30
カントン・ストラテジック、米SECの新枠組み下で上場株のトークン化を計画
カントン・ストラテジックは、米SECのイノベーション免除の下で上場株のトークン化を計画。トークン化した普通株をTSV LLCのプラットフォームで取引できるようにすることで両社間で合意したと発表した。
08:05
ソニー、ソニューム活用のエンタメ事業を公募 トークン発行計画などが条件
ソニーグループは29日、ブロックチェーン「ソニューム」を活用するエンタテインメント事業を世界のスタートアップやクリエイターから募る支援プログラムを開始した。採択条件にはトークン発行の構想・計画が含まれ、応募は12月末まで受け付ける。
07:15
大手予測市場ポリマーケット、外部事業者の侵害で4億円超が流出
仮想通貨を使う予測市場プラットフォームのポリマーケットで、外部事業者の侵害により260万ドル超が失われたと報告された。同社は影響を受けたトレーダーに全額補償する方針を示し、取引を再開している。
06:45
バイナンスから9000億円以上の仮想通貨が不正流出、過去最大規模
バイナンスのイーサリアム用ホットウォレットから25億ドル以上の仮想通貨(複数銘柄)が新規ウォレットに移動した。創業者のCZ氏はハッキングのようだと述べ、ユーザー資金は安全だと明言した。バイナンスの公式声明は出ていない。
06:00
ストラテジー、四半期営業利益が過去最大 3.2兆円のビットコイン評価益計上
ストラテジーが29日に発表した第3四半期決算で、営業利益が209.1億ドルと四半期で過去最大になった。同社は年初来26%増の848,517BTCのビットコインを保有し、優先株STRCの買い戻しも進めた。
05:45
著名投資家ドラッケンミラー、ハイパーリキッド基盤企業TradeXYZに出資 イーロン氏が反応
米億万長者投資家のスタンリー・ドラッケンミラー氏が、ハイパーリキッド上で市場を展開するトレードXYZへの出資を明らかにした。イーロン・マスク氏は「Interesting」と反応した。ハイパーリキッドのHYPEは24時間で約20%上昇した。
05:15
コインベース決算、仮想通貨取引量シェアが前年から倍増し10.7%に
コインベースが9月30日終了の第3四半期決算を発表した。世界の仮想通貨取引量に占めるシェアは10.7%で前年から倍増し、調整後EBITDAは前四半期比60%増の3億3,300万ドルとなった。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧