チリーズ(CHZ)が運営するSocios.com、米NBA「クリーブランド・キャバリアーズ」と提携

Socios、NBAチームとの提携強化

米NBAの著名チームであるクリーブランド・キャバリアーズ(通称:キャブス)は26日、スポーツやエンターテイメントの領域でブロックチェーンソリューションを提供するSocios.comとの提携を発表した。Sociosはこれまで、セルティクスとシクサーズとも同様な提携を締結しており、NBAチームとの提携は3チーム目となる。

NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)はファントークンの発行などの具体的な言及はなかったものの、「チームベースのファンエンゲージメントは検討・開発フェーズ」にあると説明。その代わり、キャバリアーズのユニフォームなどにSocios.comのロゴを掲載することでブランディングを行うことが決まった。

今秋始まる2021-22年シーズンでは、Socios.comのロゴがキャブスの練習ユニフォームで背番号の下に表示されるほか、スタジアム内では同ロゴがコートサイドで表示される。

また、米国とカナダ以外ではSocios.comがNBAの国際マーケティングプログラムの一環としてキャブスのロゴを活用することができる。

Socios.comのAlexandre Dreyfus CEOは以下の通りコメントした。

これはエキサイティングなパートナーシップの始まりであり、最終的には世界中のキャバリアーズファンのエンゲージメントを大幅に向上させることができると信じている。

キャブスのブロックチェーン動向

キャバリアーズがブロックチェーン関連の動きを見せるのは今回が初めてではない。

キャブスは今月8日、バスケをテーマにした独自のNFTアートコレクションのローンチを発表。オンラインギャラリーのほか、キャブスの本拠地であるRocket Mortgage FieldHouseで展示されている。

また、キャバリアーズ独自の限定オリジナルNFTも50個発行しており、今後のNFT発行も示唆していた。

キャバリアーズ球団のMike Conley CIOは以下のようにコメントしている。

今回のSocios.comとの提携は、ブロックチェーン技術を探求し、我々のビジネスにどのように活用してファンエンゲージメントを拡大し強化できるかを考える上で、大きな一歩だ。

我々は、Socios.comと共通の情熱とイノベーションに対する意欲を共有しており、この関係が将来に向けて発展していく中でもたらす機会に期待している。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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