Amazon Web ServicesがConsensysと提携|Ethereumを搭載するKaleidoを発表

Amazon Web Services とConsensysがが提携。新サービスKaleidoを発表
Consensus Day2 にてConsensysのCo-founder、Joseph Lubin氏が登壇し、 Amazon のクラウドサービスであるアマゾン ウェブ サービス(AWS)とConsensysが提携することを発表しました。
新サービス「Kaleido」とは?
Kaleidoは企業の技術使用のスピードアップと簡素化を目的としたオールインワンのブロックチェーンプラットフォームです。
AWSとは
世界有数のECサイトである「アマゾン(Amazon)」が提供するウェブサービスの総称です。 AWSが提供する100種類以上のソリューションからいくつかのサービスを組み合わせることで、企業や個人はインターネット上でさまざまなサービスを実行することができます。

Amazon Web Services x Consensys

Consensus Day2 にてConsensysのCo-founder、Joseph Lubin氏が登壇し、 Amazon のクラウドサービスであるアマゾン ウェブ サービス(AWS)とConsensysが提携することを発表しました。

提携内容としましては新たなブロックチェーンサービスである「Kaleido」 という新サービスを2つの大手企業が展開していくとのことです。こちらが発表のシーンとなります。

新サービス「Kaleido」とは?

Kaleidoは企業の技術使用のスピードアップと簡素化を目的としたオールインワンのブロックチェーンプラットフォームです。

イーサリアムブロックチェーンを搭載した、最初のブロックチェーンソフトウェア(SaaS)であり、さまざまなプロトコルオプションを提供し、安全でプライベートなブロックチェーンネットワークを立ち上げるプロセスを合理化する完全なソリューションの提供をするサービスとなります。

AWSのからの主張

CoindeskへのインタビューではAWSのテクニカルリーダーであるMatt yanchyshyn氏が以下のように語っています。

私たちの多くの顧客がイーサリアムに関心を示していたように私たちもエンタープライズユースケースとしてイーサリアムに注目していました。

また、今回ConsenSysと提携することで、お客様のニーズをさらに理解し、ブロックチェーンの取り組みを促進することができます。

AWS過去発表済みのブロックチェーンサービス・提携

新たな提携が今回Consensys側よりConsensus2018にて発表されましたが、 AWSは決してブロックチェーン分野に最近になって興味を示した訳ではなく、すでに2016年から新興企業との協力を開始しており、その分野での専用テクニカルサポートとしてインフラストラクチャを提供することを発表しています。

さらには今年の4月に、イーサリアムおよびHyperledger Fabricプロトコルにて使用できるブロックチェーンネットワークを立ち上げるための新しいサービスも発表していました。

今回発表がありましたが、AWSはHyperledgerのSawtoothとR3のCordaプラットフォームもサポートしており、特定のプロトコルには依存しないということを強調しています。

CoinPostでのConsensysとのインタビューはこちら

https://coinpost.jp/?p=24999

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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