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bitFlyerなど国内取引所の出来高が急増、株安・円安の影響か

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この記事のポイント
  • 9日、日経平均6.5%安・円安158円台が背景

株安・円安が重なり

国内大手仮想通貨取引所bitFlyerの取引高が急増したことが分かった。

CoinGeckoのデータによると、3月9日の24時間取引高はbitFlyerが、一時前日比3倍増を記録した。コインチェックやbitbankの取引高も2倍近くまで上昇した。

取引急増の背景にあるのは、アジア全域での株式市場の急落と見られる。ホルムズ海峡での紛争に起因する原油価格の急騰を受け、日本の日経平均株価は6〜9日にかけて約6.5%下落。韓国のKOSPIは約8%急落してサーキットブレーカーが発動し、台湾の加権指数も約4.9%値を下げた。いずれもコロナ禍以降では最大規模の下落幅となった。

円安の影響も一因とみられる。9日午前の東京外国為替市場では、有事のドル買いと原油急伸を背景に円相場が大幅下落し、円安・ドル高となっていた。円安で円の価値が目減りする中、資産防衛として仮想通貨に資金が向かいやすくなる。

日本・韓国・台湾はいずれも原油の輸入依存度が高く、ホルムズ海峡経由の供給に大きく依存している。各国市場がパンデミック以来の急落に見舞われる中、日本の投資家は株式から仮想通貨へのポジション転換を積極的に進めたとみられる。

国内BTC取引量9年連続No.1*

*国内暗号資産交換業者における2016年~2024年の差金決済および先物取引を含んだ年間出来高(日本暗号資産取引業協会が公表する統計情報および国内暗号資産交換業者各社が公表する取引データに基づき当社にて集計。同協会の統計情報については2018年以降分を参照)

関連:仮想通貨投資商品、2週連続で資金が純流入 イラン情勢による原油高は重荷=コインシェアーズ

最新の市場動向

記事執筆時点でもbitFlyerの24時間取引高は約6,265万ドルと72.7%増の水準を維持しており、上昇傾向が続いている。ビットコインは4.3%高の6万9,160ドル、イーサリアムは3.3%高の2,015ドル、XRPは1.6%高の1.37ドルで推移している。

出典:CoinGecko

米国時間9日に、原油先物価格が急落したことに加え、強硬姿勢だったトランプ大統領が戦争の終結を示唆したことで中東情勢の早期収束への期待が広がり、10日の東京株式市場では日経平均株価が急反発。午前の取引で前日比一時1,900円超高の5万4600円台をつけた。

ただ、イラン革命軍およびホルムズ海峡の動向など、イラン情勢の不透明感は依然として残っており、市場の動向を引き続き見極める必要がある。

関連:ビットコイン50万円上昇、中東危機で浮上した「無政府資産」の真価|仮想NISHI

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