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ハイパーリキッド、原油の永久先物取引高が急増 イラン情勢受けイーサリアムを上回る取引ペアも

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • イラン情勢で週末の原油取引が活発化
  • DEXの原油出来高がETH超え

原油の取引が増加

暗号資産(仮想通貨)ハイパーリキッド(HYPE)のブロックチェーン上における原油の永久先物取引が、イラン情勢を受けて活発化している。

先月28日に米国とイスラエルがイランへの攻撃を開始してから原油価格は急騰するなど変動が大きくなっている。このような状況下で、週末も24時間取引できる市場として、ハイパーリキッド上の分散型取引所(DEX)が利用されている模様だ。

永久先物とは

先物というデリバティブ取引の一種。期限がなく、手数料を支払うことで半永久的にポジションを保持できることが大きな特徴である。

ハイパーリキッド上の原油取引を主導しているのが、XYZプロトコルというDEX。XYZプロトコルは、HIP-3(ハイパーリキッド改善提案3)に基づいて構築されているDEXである。

関連:ハイパーリキッド、HIP-3実装で永久先物市場の自由構築が可能に

XYZプロトコルを提供するtrade[XYZ]の公式Xアカウントは10日、原油取引の2つのコントラクト(「CL」と「Brentoil」)における取引高が、金曜日に従来の市場における取引が終了した後、25億ドル(約3,946億円)を超えたと報告。以下は、「CL-USDC」のチャートで、たしかに取引高が急増していることがわかる。

出典:ハイパーリキッド

また、本記事執筆時点において、原油永久先物の取引ぺア「CL-USDC」の24時間の取引高は、ハイパーリキッド上の永久先物市場でビットコインの「BTC-USDC」に次いで2番目に多い。つまり、イーサリアムの永久先物取引ペア「ETH-USDC」の取引高も上回っていることになる。

ハイパーリキッドを巡っては今年1月、HIP-3の未決済建玉が過去最高に達したことが発表されていた。この背景には今回と同様に商品(コモディティ)の需要があると考えられている。この時は、金(ゴールド)などの貴金属が高値を更新していた。

関連:ハイパーリキッドの建玉が過去最高の1200億円突破、背景に金・銀取引か

なお、HIP-3は、条件を満たせば誰でも永久先物市場を展開できるという提案で、地政学リスクの高まりなどを背景に、今後もハイパーリキッドが投資家を呼び込む可能性がある。

一方で、CL-USDCような取引ペアはハイパーリキッド運営チームとは独立した主体が展開。この点についてハイパーリキッドは、取引ペアの詳細を確認して、流動性リスクや価格変動リスク、清算リスクに注意するように呼びかけている。

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