はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ストラテジーが新たなビットコイン購入を示唆 「純BTC保有量増やす」方針を強調

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ストラテジーのセイラー会長が仮想通貨ビットコイン買い増しを示唆
  • リーCEOも「純BTC保有量と1株当たりBTC保有量を増やす方針は変わらない」と表明

ビットコイン買い増しを示唆

ビットコイン(BTC)トレジャリー企業最大手ストラテジーのマイケル・セイラー会長は7日、新たなビットコイン買い増しを示唆するチャートをXに投稿した。

出典:X

チャートは、同社が暗号資産(仮想通貨)ビットコインを購入したタイミングと規模をオレンジのドットで示すものだ。セイラー氏は「さらにドットを増やすに適した時期」だと述べている。

また、ストラテジーのフォン・リーCEOもこの投稿をリポストして「当社の方針は、純ビットコイン保有量と1株当たりビットコイン保有量を増やすことだ。それ以外の噂は単なる噂に過ぎない」とコメントして市場の懸念払拭に努めた。

ストラテジーは「ビットコインを売却しない」という姿勢を転換し、5月末に32BTCを売却して約4億円を調達した。優先株の配当支払いに充てる計画だ。同社がビットコインを売却するのは2022年12月以来である。

5月31日時点のBTC保有残高は843,706BTCであり、相対的には売却したのはわずかな量であるが、業界に波紋を呼んだ。

売却前、セイラー氏は売却しても差し引きで購入量の方が多くなるビットコインの「純購入者」の立場を維持するとの意向も示していた。リー氏も今回、「純ビットコイン保有量」を増やす立場は維持と強調している。

セイラー氏は以前のインタビューで、「市場がストラテジーは保有ビットコインを決して売らないと考えれば、信用格付け機関はそれ(ビットコイン)を資産ではないと見なしてしまう」とも述べていた。

関連記事:ストラテジーはなぜビットコインを売却したのか、セイラー会長が事前に示した論理

32BTCのビットコイン売却開示を受け、投資家の間ではストラテジーが今後さらに売却を拡大するのではないかという懸念が広がっている。セイラー会長が売却前から示していた論理から、その真意を読み解く。

指数組み入れのための布石との意見も

大手DeFi(分散型金融)プロトコルAaveのルイージ・ドノリオ・デメオ氏は、ストラテジーのBTC新規購入示唆を受けて、最近32BTCを売却したのは、「指数(インデックス)組み入れの要件を満たすためのpsyop(心理操作)」だったのだろうと意見した。

ストラテジーは、時価総額や流動性などの条件を満たしているにも関わらず、S&P500指数への組み入れを見送られてきた経緯がある。

S&P500への採用にあたって指数委員会の裁量が存在しており、市場ではストラテジーの近年の利益が事業収益よりもビットコイン評価益・評価損の影響を強く受ける傾向などが懸念されたのではないかとの見方がある。

また、S&P500はETF(上場投資信託)やそれに類する投資手段を除外する方針があり、ストラテジーも「実質的にビットコイン投資商品に近い」と見られた可能性も指摘された。

デメオ氏は、ストラテジーがビットコインを必要に応じて売却し資金調達などに活用するという姿勢を見せることで、資産を運用する事業会社としての性格を示すことができると見た可能性がある。

関連記事:ストラテジーのマイケル・セイラー会長「ビットコインは個人・企業・国家の資本」、4つのイデオロギーを提唱

ストラテジー創業者のマイケル・セイラー会長が5日、ビットコインコミュニティの思想を「マキシマリスト」「キャピタリスト」「テクノロジスト」「ファンダメンタリスト」の4類型に整理した論考をXで公開した。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/08 月曜日
10:58
AI競合・大型IPO・量子リスクなど ビットコインを圧迫する5つの逆風=NYDIG
この記事のポイント BTC高値比52.7%下落、オンチェーン指標は調整局面と整合 AI競合・大型IPO・ストラテジー売却など5つの重荷が重複 5つの重荷と市況の構造的背景 米デ…
10:15
ストラテジーが新たなビットコイン購入を示唆 「純BTC保有量増やす」方針を強調
ストラテジーのセイラー会長が仮想通貨ビットコイン買い増しを示唆した。リーCEOも「純BTC保有量と1株当たりBTC保有量を増やす方針は変わらない」と表明している。
09:35
ビットコイン調整局面の実現損失、累計1740億ドルに 前回超えには至らず=アナリスト
CryptoQuantのアナリストDarkfost氏が、2025年10月の高値起点から累計約1,740億ドルの実現損失が発生したと指摘。前回調整局面の2,110億ドルには未達で、さらなる下押し圧力が続く可能性を示唆した。
08:35
ビットコイン、高確率とされる底値ゾーンは4.6万から5.4万ドル=Glassnode共同創業者
Glassnodeの共同創業者Rafaelが複数の市場指標を用いてビットコインの底値ゾーンを分析。CVDDと実現価格が示す4.6万から5.4万ドルを高確率ゾーン、3.5万から4万ドルは過去3%未満の極端局面と指摘。上方では7.5万から7.9万ドルの奪還が回復の第一関門となる。
06/07 日曜日
11:30
ビットコイン1000万円台まで下落も底堅く推移、中東情勢改善とETF動向が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は米・イラン情勢の悪化や米金利上昇を背景に1000万円台まで下落。200週移動平均線近辺では押し目買いが入り底堅く推移した。中東情勢の改善や14営業日ぶりのETF純流入を受け、値固めへの転換が焦点となる。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(6/5)|ストラテジーのBTC売却・個人マイナーのBTC採掘成功・ETH分析の動向まとめ
今週は、金融庁による仮想通貨仲介業の新制度施行、個人マイナーのビットコイン採掘成功、スコット・ベッセント米財務長官によるクラリティー法案の夏までの成立要請に関する記事が関心を集めた。
06/06 土曜日
14:00
米SEC、トークン化証券枠組みを策定中
米証券取引委員会の取引・市場担当ディレクターがニューヨークで講演。トークン化証券の枠組み策定やCFTCとの規制協調、無期限先物の法的地位など最新の取り組みを説明した。
13:40
「ストラテジーと現物ETFの大量購入がなければビットコインは2.2万ドルまで下落していた」Cryptoquant創設者が反論
仮想通貨分析プラットフォームCryptoquantのKi創設者は6日、ストラテジーと現物ETFが古参クジラの売却した124万BTCを吸収しなければ、ビットコインは現在も2.2万2,000ドル付近まで下落していた可能性があるとの見解を示した。
11:45
スペースXがxStocks初のトークン化IPO銘柄に、クラーケンで参加受付開始
仮想通貨取引所クラーケンのトークン化株式プラットフォーム「xStocks」を通じてSpaceXのIPO参加受付が始まった。EEAを含む110超の市場で利用可能で、割り当てを受けた投資家は公募価格で1:1裏付けのトークン化株式(SPCXx)を取得できる。
10:50
仮想通貨取引所で金銀や株式など伝統資産の先物が成長=クリプトクアント
仮想通貨取引所における現物取引高が縮小する一方、金・銀・原油などTradFi資産の永久先物が急拡大している。クリプトクアントが最新レポートで分析した。
09:45
米仮想通貨政策団体CCI、ヴォールト規制明確化連合を発足 ギャラクシーとモルフォが主導
仮想通貨業界団体CCIが5日、仮想通貨金庫の規制枠組み整備を目的とした「ヴォールト・コアリション」を設立。ギャラクシーとモルフォが中核を担い、a16zやビットゴーも参加する。
09:30
香港金融管理局、トークン化債券の専門家グループを結成
香港金融管理局は、トークン化債券の専門家グループを結成したことを発表。JPモルガン証券など香港のトークン化債券市場の発展に寄与する経験や関心を持つ専門家を集結した。
08:25
モルガン・スタンレーとギャラクシー、仮想通貨と現物ETFの交換スキームを発表
モルガン・スタンレーとギャラクシー・デジタルが、顧客の仮想通貨を現物ETFシェアに転換するリファーラル提携を発表。最低取引額を500万ドルに引き下げ、手続き期間も最大75%短縮できる。
07:15
ビットコイン年初来安値更新、米金利上昇と複合悪材料が重荷|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは6月6日未明、年初来安値を更新した。5日に公表された米雇用統計が市場予想を上回る内容となったことで米FRBによる金融緩和期待が後退し、金利上昇観測が強まった。
06:55
ジーキャッシュ脆弱性修正済みもZEC急落、サイファーパンクは「FUDだ」と反論
ジーキャッシュのOrcardプールに偽造可能な脆弱性が発覚・修正済みと公表され、ナスダック上場のサイファーパンク株が47%超急落。同社は流通供給量の1.88%にあたるZECを保有し、長期蓄積戦略の継続を表明。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧