米コインベース、ETHやDOGECOIN還元のデビットカードを発表
新コインベースカード
米ナスダック上場の大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが新たなデビットカード『コインベースカード』のローンチを発表した。
以前にもコインベースカードというVisaデビットカードを発行していたが、新版カードでは仮想通貨による還元が得られる。紹介によると、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・ドージコイン(DOGECOIN)は1%で、ステラ(XLM)などでは4%だという。
現在カードは「ウェイティングリスト」の状態となっており、より具体的な銘柄の還元率については明らかではないが、最大で4%となる。また、年会費や申請費用はかからない。一方、現時点ではカードの申請ができるのは米国居住者のみで、ハワイ州が除かれているが、「全てのユーザーがサービスを利用できるよう努めている」とした。
また、ユーザーは自身のコインベースポートフォリオにある銘柄を全て利用できるという。
コインベースは直近さまざまな動きを見せている。今週、日本法人であるCoinbase株式会社が取引所サービスの開始を発表し、昨日はアームストロングCEO(米コインベース)はバランスシート(貸借対照表)にある約550億円を使って、仮想通貨を購入する方針を明かした。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します