はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

【速報】仮想通貨取引所コインベース、遂に日本サービス提供開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コインベース、日本でローンチ

コインベース・グローバルの日本法人であるCoinbase株式会社は19日、大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースをローンチすることを発表。米国の大手仮想通貨取引所が遂に日本市場への参入が始動する形になった。

iOSやAndroidのアプリはすでにダウンロード配信を開始。以下の5銘柄の取引を開始している。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ステラルーメン(XLM)
  • ライトコイン(LTC)

また、グローバル版のコインベースでも提供されているEarn(アーン)キャンペーンも開始。口座開設後、サイト上で仮想通貨に関する勉強を重ねると仮想通貨ステラ(XLM)を報酬としてアーン(受け取る)できるもので、今後は他銘柄も対応していく予定であると示唆した。

コインベースの日本でのローンチを記念して、コインベース株式会社は19日、記者発表会を開催。コインベースの日本参入における戦略や今後の展開、また日本における「重要パートナー」の発表も行われた。

コインベースとは

説明会では、Coinbase株式会社・日本法人の代表取締役社長、北澤 直氏が、サービスや今後の展開について解説した。

北澤氏は「世界の経済的自由を高める」をミッションに掲げており、暗号資産取引のグローバルスタンダードを目指すと説明。もっとも信頼され、もっとも使いやすい取引所を目指すと所感を語った。

世界中の法規制を遵守していく姿勢を示し、世界各国の規制当局と連携していると述べ、日本でも暗号資産交換業者として登録を完了している。

また、セキュリティー面でも創業以来、一度もハッキングがない点に触れ、世界中にセキュリティの専門家を配置し、24時間のセキュリティ体制を実現。Fortune500や世界の名だたる機関投資家でも資産を預けて安心できるプラットフォームを目指す。

クイック入金

また、本社である米Coinbase Inc.のブライアン・アームストロングCEOもビデオ出演し、日本パートナーとして大手銀行MUFGと提携することを発表した。

出典:コインベース

Coinbase株式会社は信頼と使いやすさを向上するため、三菱UFJ銀行との提携を発表。MUFJを決済パートナーとして迎え、クイック入金サービスを本日より提供することがわかった。

これにより、UFJ口座を持っている場合、取引所へのクイック入金サービスが利用可能となる。

日本進出の経緯

コインベースは2012年に設立された米国の大手仮想通貨取引所。21年4月には、仮想通貨系のユニコーン企業としては初めて、大手証券取引所ナスダックへの直接上場を完了した。

コインベースの日本法人であるCoinbase株式会社(関東財務局長第00028号)は20年3月、JVCEAの第二種会員として入会。

そして21年6月上旬、ついに暗号資産交換業者(第一種会員)としての登録を完了していた。

関連:Coinbaseなど3社、日本の仮想通貨交換業登録を完了

今後のサービス展開

また、取引所サービス以外でも、今後日本に合わせたサービスや商品の導入を順次行う方針があると北澤氏は説明。

現在、仮想通貨業界は取引から収益を得ることが主流である「投資フェーズ」にあると述べたものの、今後は仮想通貨の実利用が普及する「効用フェーズ」に進出すると展望した。

出典:コインベース

具体的な計画は明かさなかったものの、一例としては、コインベースコマースと呼ばれる小規模の決済サービスなどを挙げた。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/05 土曜日
13:40
トランプ一族の「World Liberty Financial」、WLFIトークンの取引開始を提案
World Liberty Financialが仮想通貨WLFIトークンの譲渡可能化を提案。早期支援者のトークンがアンロックされる見込み。
13:00
リップル社、シンガポールでXRPLの起業家育成プログラム開催へ 最大20万ドル資金提供
リップル社がシンガポールでXRP台帳基盤の起業家育成プログラムを開始する。RWAトークン化・DeFi・AI分野などに焦点を置き、最大20万ドルの資金提供を予定している。
10:20
1兆円相当ビットコインが移動も、構造的売り圧力は限定的か=Bitcoin Vector分析
14年以上動かなかった8万ビットコイン(約1.2兆円)が8個のアドレスから移動。仮想通貨取引所への売却ではなくOTC取引との見方も。
09:45
ロシア国営ロステック、トロンでステーブルコインRUBx発行へ 制裁回避狙いも
ロシア国営企業ロステックがルーブル建てステーブルコインRUBxを年内に発行する予定だ。決済プラットフォームRT-Payも立ち上げる。経済制裁回避の意図もあるとみられる。
08:20
Mercado Bitcoin、XRPレジャーで約300億円の資産トークン化計画
ブラジルの仮想通貨取引所Mercado BitcoinがXRPLで実世界資産トークン化を拡大。南米機関による最大規模の取り組み。
07:10
英上場ゴールド探査会社Hamak Gold、ビットコイン財務戦略導入で247万ポンド調達
ロンドン上場のHamak Goldが仮想通貨戦略転換を発表。カタール王族系投資ファンドも参加し株価6%上昇。
06:55
14年以上動かなかったビットコイン、合計1兆円相当が移動 警戒感高まる
14年以上動かなかった合計1兆円相当の仮想通貨ビットコインが、8個のアドレスから移動したことがわかった。当時からどのくらい価値が増えているのかも明らかになっている。
06:30
Ondo Finance、米SEC登録のOasis Pro社買収でトークン化証券市場に本格参入
RWAトークン化プラットフォームOndoが規制準拠のOasis Proを買収。米国投資家向けトークン化証券サービス拡大へ。
06:21
初心者向け|仮想通貨取引所のKYC手続きとは?スマホでできるeKYCの流れと注意点
口座開設の必須手順 暗号資産(仮想通貨)取引所を利用し始めるには、口座開設時に「KYC(本人確認)」と呼ばれる手続きが必要です。これは、ユーザーの身分確認や、利用目的の確認を通…
06:10
スウェーデン、違法収益による仮想通貨の押収を強化
スウェーデンのストレマー司法相が警察や税務当局に仮想通貨を含む犯罪収益の押収強化を指示。昨年11月導入の欧州最厳格な没収法により840万ドル相当を押収済み。
05:40
2800分の1の確率を突破 個人マイナーがビットコイン採掘に成功、5000万円獲得
個人ビットコインマイナーが7月4日にブロック903,883を単独採掘し、3.173BTC(約5000万円)の報酬を獲得。ネットワーク全体の0.00026%のハッシュレートで成功。
07/04 金曜日
17:43
マックハウス、仮想通貨事業でゼロフィールドと基本契約
アパレル大手マックハウスが暗号資産事業に参入。国内マイニングシェア1位のゼロフィールドと基本契約を締結し、ビットコイン購入とマイニングの両輪戦略で収益多様化を目指す。
17:11
SMBCグループ、事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設 Web3や生成AIの活用を目指す
SMBCグループが事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設。Web3などを活用し、スタートアップから大企業まで多様なパートナーと新事業を創出。
15:08
みんなの銀行、ソラナ基盤のステーブルコイン事業化に向け共同検討を開始
みんなの銀行がソラナ(SOL)基盤のステーブルコインとweb3ウォレットの事業化に向け共同検討を開始。Solana Japan、Fireblocks、TISの3社と協業し、新たな金融体験の創出を目指す。
13:50
米上場アンバー・インターナショナル、約37億円調達で仮想通貨準備金戦略を加速
米上場のアンバー・インターナショナルが機関投資家から2550万ドルを調達し、1億ドルの仮想通貨リザーブ戦略を強化。パンテラ・キャピタルなど著名投資家が参加。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧